COLUMNコラム
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【ご挨拶】生涯学習・ユーキャン「不登校・ひきこもり支援アドバイザー講座」デビュー
このたび、生涯学習のユーキャンにて「不登校・ひきこもり支援アドバイザー講座」を安澤が監修させていただきました。 子どもの「不登校・ひきこもり」は、以前から世間でも関心のあるテーマですが、近年では不登校児童・生徒数が増加傾向にあることからも、向き合い方の幅も広がり、子ども一人ひとりに見合った対応のあり方についてよりニーズが高まってきています。そして、不登校になった子どもやその保護者が、支援を求めやす…続きを読む
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【子どものこころとの向き合い方】家族とのコミュニケーション
こんにちは、所属カウンセラーの古宇田です。 新たな新年を迎えましたが、能登半島地震という心痛む1年の幕開けとなりました。 この度の能登半島地震により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。 これ以上被害が広がらないこと、被災地域の一日も早い復興を心からお祈りしております。 新年が始まり、新たな一歩を踏み出す季節がやってきました。そのため今回のコラムですが、前回まで扱っていた「トラウマ…続きを読む
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【遊びをもちいて子どもとの関係を育む方法】③アテンディングを実践する上で気をつけること
こんにちは、所属カウンセラーの古宇田です。 若者の居場所支援という視点から、気になる話題がありましたので、まず取り上げたいと思います。こども家庭庁の小倉こども政策担当相が7月初めに東京の歌舞伎町のいわゆる「トー横」エリアを視察したというニュースを見ました。トー横とは、新宿歌舞伎町にあるTOHOシネマズの横や周辺のエリアの俗称であり、そこに集まる若者たちのコミュニティやSNSでのハッシュタグの名前で…続きを読む
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【遊びをもちいて子どもとの関係を育む方法】②アテンディングのためのガイドライン
こんにちは、所属カウンセラーの古宇田です。 私が個人的に気になっているトピックに、こども家庭庁が行う「こども若者★いけんぷらす」というものがあります。これはこどもや若者が様々な方法で自分の意見を表明し、社会に参加することができる、新しい取組みとして紹介されています。この取組に参加して、こども・若者にかかわる様々なテーマについて広く意見を伝えてくれる「ぷらすメンバー」を募集していて、小学1年生から2…続きを読む
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【遊びをもちいて子どもとの関係を育む方法】①肯定的な注目による子どもへの関わり
こんにちは、所属カウンセラーの古宇田です。 先日、こども家庭庁がNPO等と連携した子どもの居場所づくりを今後検討するため、モデル事業を公募するニュースが流れました。こども政策の基本理念として「全てのこどもが、安全で安心して過ごせる多くの居場所を持ちながら、様々な学びや、社会で生き抜く力を得るための糧となる多様な体験活動や外遊びの機会に接することができ、自己肯定感や自己有用感を高め、幸せな状態(ウェ…続きを読む
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【学齢期の子どもの心理】ポイントシートについて紹介してみる①
🔶はじめに🔶 こんにちは。所属カウンセラーの安澤です。 寒い日が続きますが、皆様、お身体温めておられるでしょうか。 こういう言い方もあれですが、もう1年間の6分の1が終わろうとしています。 早いですね………。 しかし、それは春の訪れが間もなくということも意味しています。もう少しでぽかぽかした陽気の日々がやってきます。 新型コロナウイルスの勢いも徐々に影を潜めつつあります。国から、マスク着用について…続きを読む
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【学齢期の子どもの心理】子どもの心のストレスをたまごで例えてみる《情緒の可視化》
所属カウンセラーの安澤です(※Y.Yから本名に変更しました)。 第3回は『子どもの心のストレスをたまごで例えてみる《情緒の可視化》』です。 第1回は、健康な心の状態と不健康な心の状態を三角形と逆三角形で説明しました。 第2回は、不健康な状態でのストレスのあらわれ方(4パターン)についてでした。 (第1回目はこちらから、第2回目はこちらからご覧いただけます。) 今回は、健康と不健康の状態を行き来する…続きを読む
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【学齢期の子どもの心理】子どものストレスのあらわれ方を整えてみる
《はじめに》 所属カウンセラーの安澤と申します。 前回のコラムをお読みいただき、ありがとうございました。 (こちらからお読みいただけます) 今回も、子どもたちとのかかわりから学んだ内容を取り上げます。 第2回は、「子どものストレスのあらわれ方を整えてみる」です。 子どもが何らかの出来事を通じて、心に葛藤(モヤモヤしたもの)を抱えることがあります。 そのモヤモヤしたものはその後どうなってしまうでしょ…続きを読む
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【新連載:学齢期の子どもの心理】子どもの心を三角形で考えてみる
《はじめに》 はじめまして。所属カウンセラーの安澤と申します(※Y.Yから実名に変更・公開しました)。 私は小中学校のスクールカウンセラーや児童福祉機関のケースワーカー、そして医療機関の心理技術者(職種名がこれでした)などの立場で10年以上子どもと関わってきました。 私の信条は「相手から学ぶ」です。 これまで出会ってきた数多くの子どもたちや保護者の方々、そして支援者と話し合う中で、彼らが抱いた感情…続きを読む