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命あるものとの向き合い(保護犬・保護猫支援活動)⑩~ペットは家族。ウクライナにおける生きる権利【1】

皆様、こんにちは
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表・公認心理師の小高千枝です。

毎日、テレビやネット、YouTubeなどから得るウクライナ情勢の問題については
とても心が苦しく、募金や訴えることしかできないもどかしさを感じる中で、自分自身の身に置き換え
日本では絶対に戦争が起こらないと言い切れない現状を真摯に受け止めながら
心と身体が元気な時にできることを。。。と、模索する日々です。

義勇兵としてお父さんはウクライナに残り、隣国へ家族で避難した
病気の母をおいては行けず、子どもひとりで避難をさせることにした

。。。

今、こうやってテキスト化しているだけでも涙が出てきます。

ただ、毎日流れる悲しいニュースをみつめ(これから先の生活は大変でありましても)
ホッとすることもたまにはあります。

小さいお子さんやご老人、そして、ペットとともに避難をされている姿を拝見し、家族を守りたい強い気持ち
本当に大切なことです。

もちろん、前述の致し方ない決断もあると思います。
ウクライナ国民皆さんの誰が悪いわけではなく、断腸の思いでの苦渋の決断で行動に出ていらっしゃること。
そういった辛い現実を全てを受け止めながら、今私に何ができるのかを考える日々です。

今回の記事はいつもとテイストが違います。

様々な側面から今回の戦争について取り上げたいと思ってはおりますが、
ペットを家族として考えている立場の人間として、国境は関係ないと感じた事がたくさんありました。
”戦火をのがれるためにペットを連れて避難をする”ことについて、こちらの記事では触れさせていただきたいと思います。

戦争未経験者であり、本当に起こっている現実世界を全く理解していない点もあり
書くべきではない立場かもしれません。ただ、それでも伝えることには何らかの意味があると思い記事にさせていただきました。


生きる権利

我が家のさくら(2歳9か月・女の子)を見ていて毎日思います。

どんなことがあってもこの子を守りたい。
どんなことがあっても辛い思いをさせたくない。
どんなことがあっても幸せな一生を送らせたい。

私自身がさくらにたくさんの幸せをもらっていますが、そのさくらが毎日健康でストレス無く生活できるためには
私がその生活を維持していかなくてはいけません。
それが負担とかではなく、私の生きがいであり、私自身の幸せでもあります。

さくらの笑顔が私の心からの笑顔です。

最近は毎晩さくらに話しています「どんなことがあってもママがさくらを守るからね」
さくらはきょとんとしていますが。。。笑

人間はもちろんですが、生きているもの全てに「生きる権利」があり
そして、ご縁があって生活をともにするようになることには幸せな責任感がともないます。

今回の戦争がはじまり、普通の生活、普通の日常を送られていたしたウクライナの皆さんにとって
母国を出られた辛さ悲しみ悔しさは計り知れないものがあると思います。
そして、家族であるペットを連れて行くことも大変な労力であると感じますが
ともに避難をされている姿を写真や動画で拝見しながら安堵しました。

もちろん、生きるためにペットを置いて行かれた方もいらっしゃると思います。
そういった方を否定はしません。皆さん個々のご事情がありますし、本当にお辛い決断だったことと思います。

生き物全てに生きる権利があります。
罪もない命が奪われる戦争はどんな理由であっても本当に憎いです。

どんなことであっても生き抜いて欲しい

本日のニュースでこちらの記事を目にしました。

ウクライナのペット受難 砲撃で猫犠牲、犬の散歩も不自由
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030800179&g=ukr

(時事通信ニュースより)

ペットを連れて避難する様子や、愛犬の健康を心配する姿。
キエフ動物園が「動物をストレスから守る方法」についてSNSで情報を発信されるなど
動物との避難生活を尊重するニュースを拝見し、こういった形で支え合い、ひとつの命として動物たちを受け止めている現状に
人間としての感情、あたたかさ、思いやりの気持ちをこれからも大切にしていただきたいと感じました。

私自身「日本だから、絶対に戦争が起こるわけがない」という意識はもう捨てました。

戦争はあってはいけないことです。
どんなことがあっても武力で解決できることはないと考えています。

そういった中でありましても、いつ私たちに降りかかってくるかわからない現状だとも受け止めています。

災害に向けたさくらとの避難訓練はよくしていました。

ゲージやクレートに「ハウス」というと嬉しそうに入ってくれますので、連れて逃げる際はどうにかなるかな。。。
犬用のごはんやトイレ、さくらの好きなおもちゃは全部は持っていけないし
犬が苦手な方やアレルギーの方に迷惑をかけないようにしないと。。。
なにかあったら実家の両親に任せることにもなるから伝えておかないと。。。と、色々思いを巡らせています。

「無駄な心配だった。」

これから先もこう笑って言える時代であるように、そして無事である私たちが、ウクライナの皆さんの支援に力を注げるように、これ以上は悪化しないでほしい。。。そう心から願っています。

どんなことがあっても生き抜いてください。

今回は心理師という肩書ではなく、ひとりの人間として記事を書かせて頂きました。
長引くことは全く望んでいませんが、常に見守り続け、大切なことをお伝えしたいときは記事にさせていただきたいと思います。


【保護犬・保護猫支援活動について】
命あるものとの向き合い(保護犬・保護猫支援活動)①
命あるものとの向き合い(保護犬・保護猫支援活動)②
命あるものとの向き合い(保護犬・保護猫支援活動)③
命あるものとの向き合い(保護犬・保護猫支援活動)④
命あるものとの向き合い(保護犬・保護猫支援活動)⑤
命あるものとの向き合い(保護犬・保護猫支援活動)⑥
命あるものとの向き合い(保護犬・保護猫支援活動)⑦
命あるものとの向き合い(保護犬・保護猫支援活動)⑧
命あるものとの向き合い(保護犬・保護猫支援活動)⑨

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