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10月のはじまり「2022年残りの3ケ月・心を亡くさないように、癒され鎮まるお時間を」

皆様、こんにちは
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表・公認心理師の小高千枝です。

今日から10月がはじまりますね。
2022年も3ケ月となりましたが、あまりご自身を追い込み過ぎず

2022年の年内にやらなくてはいけないこと
そんなに切羽詰まって対応しなくてもいいこと

優先順位を考えて日常を豊かにお過ごしください。
ただでさえ、年末に向けて忙しなくなりますからね。。。

「心を亡くさない」ようなお時間にしてください。
(自戒の念をこめて)

9月は台風による記録的な大雨の影響で大変な1か月でした。
皆様がお住いの地域は大丈夫でしたでしょうか。

「氾濫危険情報」が発表され、「緊急安全確保」が発令されるなど、地域によっては大きな被害が相次ぎました。
そして、気温差もある中で、自律神経が乱れてしまわれている方も多かったと感じます。

気象病や寒暖差アレルギー、寒暖差疲労、秋バテなども話題になり
私自身も頭痛や首痛、皮膚のかゆみなどが出やすい時期でもありましたため、せめてメンタル不調には悩まされないように
その点はプロ意識をもってセルフコントロールを例年以上に心がけるようにしました。

無理をしても良い結果に繋がらないこともそれなりに理解しておりますので
手放しのタイミングと、リチャージをしてリスタートすることを繰り返しながら
なんとか乗り越えることができました。

【手放すこと】についてはこちらの記事でも触れております。
どうぞ、ご覧ください。
【手放す・フラットにすることで手に入ること~大人の夏休み】

コロナの感染予防だけではなく、季節の変わり目は心身のケアやコントロールも必要不可欠なものになっています。
時代の変化や流れを意味しているのかもしれません。
うまく順応しながら、皆様の価値観や生き方に寄り添った、バランスの取れた生き方を選択されてくださいね。

また、9月は大きなニュースが世界中を駆け巡りました。
イギリスの君主であるエリザベス女王(エリザベス2世)が9月8日に96歳でお亡くなりになられ、国葬が営まれました。
そして、日本では安部元首相の国葬。。。
ロシアで発令された部分動員令と、プーチン政権に対する抗議活動。

国のトップの在り方についても様々な視点で再認識することとになったのではないでしょうか。
皆様はどう感じられましたか?

問題が表面化されることは世間の意識が変わってきたこと、そして、物事に変化がみられる前段階の重要な意味を示しますが
情報化社会の中で、あまりにも振り回され気味であるということに違和感を覚えます。

リスク回避、自己防衛のために深読みしながら、慎重に向き合わないといけない世の中に
「仕方ないよね」と暗黙の了解で日常を過ごしながらも、(年齢的にも。。。笑)疲れてしまうこともあります。

冒頭でもお伝えしましたが、10月から年末までの3ケ月。

2022年中にやらなきゃ!!!と追い詰め、追い込んでばかりではなく
必要なことと向き合いながら、年末だからこその貴重なお時間を大切にお過ごしください。

心が鎮まることをキーワードに。。。

9月のお彼岸の時期はどのように過ごされましたでしょうか。

私はお墓参りと中村吉右衛門さんの一周忌追善興行「秀山祭」へ行って参りました。
9月の後半は天国へ行かれた方との対話をしたような気持ちで過ごしていたと感じます。
スピリチュアルなことではありませんよ。心が鎮まる感覚的なことです。

(吉右衛門さんがごひいきにされていらっしゃる京都の「出町ふたば」のお団子です)

毎月の歌舞伎鑑賞とは違い、「あれから1年経ったんだぁ」と
吉右衛門さんが倒れられてから舞台へ戻られなかったことを思い出していましたが
寂しさよりも穏やかで優しい気持ちになったことは
歌舞伎の古典を伝える重鎮の一周忌追善を次世代の役者の皆様によって表現されたこと。
今後の楽しみが見えた瞬間であったためかもしれません。

そして、舞台鑑賞も趣味ですが、小高の幼少期からの趣味のひとつに「お墓参り」があります。
趣味というのも表現は軽い感じでよろしくないかもしれないですね。単にお墓参りが好きなんです。

子どもの頃から飼っていたワンコさんとお散歩をしながら二人で行くことも多々ありましたし
ひとりでも全然行きます。

前の旦那さんや義姉にはびっくりされたことがありますが、「お墓参りって大事だね」と共感してくれたことは嬉しかったですね。
姪や甥たちとも定期的にご先祖様に会いに行き、子どもたちにとっても”当たり前”のこととして
我が家の文化ともなっています。

(秋晴れのお彼岸にさくらとお墓参りへ)

どうしてお墓参りが好きなの?とも聞かれますが

ご先祖様に会いに行くと、気持ちがスッキリするのです。

心の中で毎日を無事に過ごすことができている感謝の気持ちや日々の報告をします。
今回、さくらを連れて行きましたが、私に抱かれながら「ふがふが」言っていたさくらが、動物好きの伯父が眠っているお墓の前で大人しくなりました。

「さく~。おじさんが撫でてくれただね」

思い込みですが、なんだか幸せな気持ちになります。

お墓参りは私にとってセラピーのような感覚なのかもしれないです。
こうやって可視化、言語化しながら改めての気付きでした。

小高家と母の実家のお墓が(偶然)車で10分以内のところに位置しているため、
両家のお墓参りは定期的に行くようにしています。

”墓じまい”という言葉がありますよね。。。致し方ない状況にならない限りはお墓は守ります。

吉右衛門さんの一周忌追善とお墓参りは偶然のタイミングではありましたが
お亡くなりになられた方を敬う気持ちはこれからも大切にしていきたいことです。

心が鎮まること、穏やかになること、優しい気持ちでいられること

時期的なことだけではなく、忙しない世の中で生きているとついつい視野が狭くなり
無意識の中で自分を追い込むことがあるかと思います。

情報に振り回され、忙しない環境の中で自分を見失うこともあります。
少しだけ、ご自身を客観視されるお時間を設け、本来の在り方を取り戻されることも忘れないでくださいね。

【振り返り】についてはこちらの記事でも触れております。
どうぞ、ご覧ください。
【バランスのとれた生き方・心身を労わりながら経験を深める】

限られたお時間の中で、大切なことにエネルギーを注ぐようにしてください。
勢いでやること、一時の感情でぶつかること
もちろん、そういった選択をされる中での学びは大きいです。

ただ、今の世の中を見ていると、時間やエネルギーを不必要なことに使い過ぎて苦しそうな方を様々な場面で目撃します。

2022年の残りの3ケ月

心身ともに健やかに、大切なことに貴重なお時間も気持ちも使うようにしてくださいね。

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