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12月のはじまり「心と体の整理整頓③~手放し・余白を生み出す」

皆様、こんにちは
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表・公認心理師の小高千枝です。

新規変異株「オミクロン株」という言葉を耳にするようになり、抵抗感や違和感を感じながらも
”正しく怖がる”ことはコロナ禍関係なく、災害の多い日本で生活をする私たちだからこそ、心に留めてきた意識であると感じます。

感染者が激減していることで、生活に活気が戻りつつある中でもどこか気が抜けない状態でもあります。
ご自身の身・大切な方をしっかりと守る気持ち、正しい情報を選択する意識をもってお過ごしください。

さて、本日から12月。「師走」という言葉通りの忙しない日々を感じる毎日ですが、皆様はいかがでしょうか。
毎月1日のご挨拶記事として10月・11月は”心と体の整理整頓”について書かせていただいております。

私自身、毎年12月になって追い込む傾向があり、今年の12月も時間があるわけではありませんが
10・11月に意識をしながら生活をしてきたことの多少のゆとり?は感じております。

10月「時間をかけてゆっくり心と体の整理整頓」
https://odakachie.com/chie_blog/11492/

11月「心と体の整理整頓②~自分の本来の価値を受容する」
https://odakachie.com/chie_blog/11889/

年末に突入です。心も体もお部屋も人間関係も2021年の内に整理整頓をし新年を心地よく迎えてくださいね。
2021年残り1か月、豊かなお時間をお過ごしください。

それでは、どうぞご覧ください。


心のエネルギーを何に使っていますか?

この1年は昨年とは違う形で「コロナ禍」をキーワードに日常と非日常の狭間で、模索をされながら
皆さん個々の役割を社会で全うされ、そして、ご家庭やご自宅では本来のご自身に戻るような生活をされて来られたことと思います。

それは、コロナ禍関係なく、繰り広げられる人間の生き方でもあるかとは思いますが
やはり、目に見えないウィルスとの戦いの中で、日常的な負荷に加え、余計なストレスがかかっていたことも事実だと感じるのです。
情報も多く、健全な内容のものばかりではない現状との向き合いで、「何に心のエネルギーを使っているのか」をイメージされてみてください。

人間が放つエネルギーは様々な意味で大きな影響を与えます。
自分の軸を明確に持ち、いただいたアドバイスを自分の価値観とすり合わせ、ご自身なりに納得して受け止めることができれば宜しいかと思います。しかし。。。
マイナスエネルギーにのみ込まれ、自分を見失いかけていることに気が付かなかったり
何とか自分を取り戻しても、心に滞った残留物に違和感を覚えたり

心がサインを送っていることに意識を向けてあげてくださいね。

「休ませてほしい」
「解放されたい」
「自分らしくない」

そういった意識、感覚が芽生えた時に

”心のエネルギーを何に使っているのか?”

ご自身と対話してみてくださいね。


(名古屋出張・帰りの写真①)

自分自身が安心できる存在になっている?

カウンセリングの中で、不安感情や心の整理ができていない方などに
「居場所感」を感じることはできていますか?と伺うことがあります。

居場所感は人・時間・空間の安心できる環境を示しますが、「人的環境」には居心地の良い人間関係も含め
ご自身を信じ、安心できる「人」として在るかということも大切になってきます。

私自身も自分自身に元気がなかったり、エネルギーがなんだか足りていないなと感じる時は
自分自身を信じてあげることができておらず、根本的に自信がないなと感じることがあります。

自尊心が下がることで、自分を信じることができず、他者を受け止めていく力も低下していきます。
自分自身が安心・安全な存在になっていないということです。

社会で生きていると、他者と関わることが日常であり、他者への歩み寄り方を考えて行動をされるかと思いますが
自分自身がまずは「安心できる存在」であることを意識されてみてくださいね。


(名古屋出張・帰りの写真②)

心と体の整理整頓「手放し・余白を生み出す」

12月に入り本格的に物理的なお部屋の大掃除だけではなく、心と体も整理整頓をする時期・タイミングになってきたと思います。

師走は1年の中でとても忙しない時期であるかと思いますが、忙しないからこそ、大切なことや必要なものへ力を注ぐくことも無意識の中で精査していると感じます。

ご自身の感情から目をそらさず、しっかりとみつめ、心身ともに”身軽”になって参りましょう。
人生に余白を見出すことで、心にゆとりが芽生え満たされていきます。そして、そのゆとりから自分を取り戻し信じる力を培うきっけかにもなります。

手放すものを手放し、両手があくと心身ともに余白が生まれます。
大切なものが目の前にあらわれたときに
ゆとりをもって冷静に判断し、その”大切なもの”をキャッチすることができます。

2021年の12月は皆さんはどのようにお過ごしになられますでしょうか。
2022年は36年に一度の「五黄の寅(ごおうのとら)」の年です。
清々しい2022年をお迎えするためにこの1か月を大切に楽しくお過ごしください。

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