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本来の自分を取り戻すために・モラハラ(モラルハラスメント)支配からの脱却②

皆様、こんにちは
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表・公認心理師の小高千枝です。

11月も半ばに入ってしまいました!
入ってしまったという表現が正しいのかわかりませんが、切羽詰まっている感があります。笑

この勢いで年末まで走り続ける構図が見えていますが、秘書メンバーと今年は例年よりもゆとりある年末を迎えられるように早めに動くようにしましょうと、先日の会議で話にあがりました。

皆様も師走を前に、できることをできるタイミングで進めるようになさってくださいね。

さて、小高が開業当時から取り組んでおります【DV・モラハラ被害者支援・対策】について先月より記事にさせていただいております。
かれこれ15年以上取り組んでいる問題のため、マスコミ関係でも取材をしていただいておりますので
あえて記事にする必要もないのでは。。。と思われるかもしれませんが、
このコロナ禍において家庭内DV・モラハラが急増していること、またそういった影響を受け、お子さま達のメンタルへも影響を与えていることなど、社会問題にもなっております。

また、記事を書いたからということではありませんが
私自身のプライベートの友人からも相談が増えており【モラハラ】をよく耳にすることが現場以外でも感じられるようになりました。

そのため、とても残念なことではございますが
前回の記事

【本来の自分を取り戻すために・モラハラ(モラルハラスメント)支配からの脱却①】
https://odakachie.com/chie_blog/8942/

こちらの続きを今回も書かせて頂きたいと思います。
非常にデリケートで重たい社会問題です。皆様とゆっくりみつめていきたいと考えております。


モラハラ傾向がある人の特徴

前回までは基本的な”モラハラについて”の知識をお伝えさせていただきました。
私自身の経験を踏まてでもありますが、本来大切だと思い合いたい相手を、モラハラをする人はマイナスのメッセージで支配しようとします。
それはとても悲しく、残念なことです。

相手のことを好きになり、お付き合いをはじめたとき、相手の良さや人格を受け止めてのことであったかと思います。そういった中で、なぜ?マイナスの力で支配・コントロールをしようとするのかについてみつめて行きたいと思います。

【モラハラ傾向がある人の特徴】
▶立場の優位性を示したがる
▶男らしさや頼りがいがあると見られたがる(男性がモラハラの場合)
▶他者からの評価を気にする自分大好き人間
▶立場の弱い人に威張る、相手をコントロールしようとする
▶自分は特別、自分は正しいという意識が強い

モラハラをする人は、DVが犯罪であることを理解しているため、身体的暴力は振るわず
言葉で相手を支配しようとする賢いタイプが多い傾向があります。
一言で言いますと「外面がいい」ということそのものであり、他者評価を気にし、常にいい子でありたい
(本人は気が付いていない可能性もあります)
常に周囲から認められてきた(認められたい)、いつも褒められてきた(褒められたい)かまってちゃん傾向があり
職場や家庭での注意や批判を受け入れられず、プライドを保とうと自分よりも弱い者へ暴言や怒りを発散し、自分の存在価値を確認している傾向があります。
(小高取材記事:【読売新聞取材「モラハラ夫になる男性の特徴とは?恐怖の支配から抜け出すには?」より】)

マイナスのメッセージで相手の心を縛る。。。操る。。。

恋愛、結婚、パートナーとの生活では笑顔溢れる幸福感が「基本」であると考えておりますが、皆さんはいかがでしょうか。
もちろん、人生を歩んでいく中で紆余曲折、辛いことも苦しいことも色々あります。
私も離婚経験がありますので、パートナーとの生活では良いことばかりではないことも理解しています。
しかし日常生活の中で日々心と体が感じるストレスは、家庭やパートナーとの生活の中で解決できるもの。
安心感や心地よさを得らること、「ホッ」する時間を設けられることで、自分自身を信じ、自分を取り戻すことができる。
ストレスと上手に向き合うことができる安心安全の環境というものがパートナーとの生活であると思いますが

モラハラパートナーとの生活は
不安、恐怖、脅威を抱き、自分自身の人格が無くなるような「自分として生きている」感覚を見失いがちになります。

よく、一般的にモラハラパートナーの暴言として以下のことを耳にされることが多いことと思います。

・誰のおかげでこんな生活ができていると思うんだ
・〇〇だからお前はダメ人間なんだ
・俺(私)以外、お前のことを相手にしてくれる人間なんていない

こういった人格や尊厳を傷つける言葉は日常茶飯事であり、時には
不妊の方や出産をしたことがない女性のパートナーに対し、

・子どもを産んだことがないからわからないんだ
・子どもを育てたことがないくせに
・お前の身体は欠陥品だ

こういった心と身体に深く傷を与え、立ち直ることができないくらい貶めるような暴言を発することもあります。本当にひど過ぎますよね。。。許してはいけないことです。(私も経験がありますので本当に悔しい気持ちになったことは時々思い出されます)

しかし、こういったコミュニケーションが日常化してしまうことで、前回の記事でも書かせて頂きました”モラハラのサイクル”

〈3〉謝ったり、優しい態度を示したりする「ハネムーン期」

この時折訪れるハネムーン期に、一瞬だけ心が癒されてしまうことが落とし穴です。
そして、被害を受ける側は

・本当は優しい人だから
・私のことをここまで愛してくれる人はいない
・もしかしたら変わってくれるかも(ハネムーン期が時折長く続くこともあり)
・私が離れたらこの人は居場所がなくなってしまう
・理解をしてあげられるのは私だけ

とまた、モラハラパートナーに傷ついたご自身の心に蓋をし、歩み寄ろうとしてしまうのです。

自分の心の居場所の確保を

モラハラパートナーは本当は弱い人間です。
弱いからこそ、自分よりも弱いと思う人を自分の支配下につけ、自分の居心地のいい環境を確保しようと試みます。
被害を受ける側がモラハラパートナーの居場所となってしまうのです。

また、モラハラパートナーがマイナスのメッセージで支配をしてくるため、被害を受ける側の気力や生きるエネルギーさえも奪うことがあります。
支配をされ、人格を無くし、相手の言いなりになっていた方が楽だと思ってしまうようにもなってしまい「自分の気持ち」を蔑ろにしがちになります。

例えるなら、吸血鬼のような感覚です。

生きるエネルギーを吸い取られていかれるような感覚になったことはありませんか?

人格を否定され、気力を失い、自分の中で生きるエネルギーが芽生え無くなる前に
「なんかおかしいな。」「なんでこんなに否定されなくちゃいけなんだろう」「自分らしくない」
と、被害を受けられている皆さんが”自分”をまだ見失っていないうちに、ご自身の心の居場所を意識され
そして、物理的に確保をしていくようになさってください。

前回の記事でもお伝えしましたが

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皆さんの味方は必ずいます。
パートナーが全世界ではありません。
まずは「人的」味方をみつけてください。

デリケートな問題のため、信頼できる人をみつけることが大切です。

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一度の人生です。皆さんにとって本当に求めている幸福感をみつめてみてください。
そして、その幸福感の一コマとしてパートナーとの在り方を受け止めてみてください。

様々なご事情があり、すぐに離れることができない方もいらっしゃることは私も理解しております。
また、「これが私の人生」と受け止め、共存する選択をされた方をサポートもさせていただいております。

皆さんにとって何が大切かをゆっくり考えてみられてくださいね。

私のオフィスへモラハラのご相談へいらっしゃるクライエント様たちは時間をかけ
自分のペースを取り戻し、ご自身が求めている将来へ意識を向けていかれています。
時間はかかりますが、諦めずに幸せな未来を思い描き前進をされています。

求めていらっしゃる”ご自身を大切にされた中での幸福の実現”を心より願っております。

また、「モラハラ」について皆さんとご一緒に考える第三弾の記事をお届けさせていただきたいと思います。

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