みなさまこんにちは。メンタルトレーナーの森下です。
弊社は明日で16周年を迎えます!
いつもあたたかく見守っていただきありがとうございます。
17年目も少しでもみなさまの役に立つような情報を発信できたらと思いますので、
引き続きお付き合い頂けましたら幸いです。
そして世間ではもうすぐバレンタインデーです。
僕には縁がなくなって(あんまり貰えなくなって)から早数年…
新型コロナの影響で人にあまり会わなくなったせいにしたいと思います。
甘いもの好きな(チョコも好き)森下は、5月に出場するトライアスロンのために身体を絞らなくてはいけないのですが、
なかなか成果が見えてこない時ももちろんあります。
もちろん成果が出ないのには何かしらの理由があるのですが…(チョコではありません!)
今回のコラムでは「頑張っているのになかなか結果に結びつかない」という人のために書いてみました!
ダイエットだけでなく、仕事でも趣味においても何かのヒントにしてみてください。
それではどうぞご覧ください!
努力は裏切る
ダイエットをめちゃくちゃ頑張っているけどなかなか結果がでなくて悩んでいる人はいませんか?
努力をしてもなかなか成果に結びつかないことはダイエットに限らずさまざまな場面であるかと思います。
僕自身も競泳選手時代に、まったくベストタイムがでない時期が続いて「なんでこんなに練習してるのにダメなんだろう…」と思っていたことがありました。(あの時は辛かったなぁ…)
その原因はおそらくメンタルだなと思っていたわけですが、
当時はどうすればいいのかわからなかったのでとにかく練習量を増やして追い込んで追い込んでの毎日。
「しんどいこと、苦しいことに耐えれば結果が出る」と思い込んでいた。。。というよりもそう思い込みたかったのかもしれません。
さて、少し前ではありますが、メジャーリーグで活躍している選手がTwitterでこんなことを言っていたんです。
「努力は裏切ることもある」
どちらかと言えば努力は必ず報われる精神でいた森下少年が、当時この言葉を聞いていたとしてら「え!そんなバカな!!」と衝撃を受けていたことと思います…笑
本当であれば「努力は裏切らない」ということを信じて頑張っていたいところですが、実際はそうとも限らない、ということなのです。
確かに必ず努力したら結果が出るんだとしたら、頑張っている選手はみんな結果を出してみんなオリンピックに行ってしまいますし、ダイエットを頑張って取り組んでいる人はみんなダイエット成功するでしょう。
ちなみに努力は意味ないということではありませんので悪しからず。
努力は成長には必要ですし、成長することで結果が出る可能性も高まります。
ただし結果というのは自分だけではコントロール出来ませんから、「努力≠結果」ではないということです。
だからどんなに努力をしていても努力が裏切ることもあるということは悲しいかな事実なわけですね。
努力が裏切る条件
努力が裏切る理由は実にシンプルです。
「努力の量が足りない」か「努力の方向性が間違っている」かです。
努力の量が足りないのは、もっと努力をすれば当然改善することはできます。
努力をするためにモチベーションの質を高めたり、ハードワークするために日常から幸福感情を高めていったりすることが重要です。
モチベーションの質の高め方や幸福感情の高め方はこちらの記事をご覧ください
【ダイエットメントレ】ダイエットをする前に意識をすべきこと -前編-
努力の量についてはシンプルにもっと努力をすれば改善していきますが、問題なのは「努力の方向性が違う」ほうです。
これに関してはどんなに努力をしたところで、間違った努力をしているので上達はしていきません。
例えば、痩せたいと言っている人が「痩せるために毎日こんにゃく食べています」と言っていたらどう思いますか?
「いやいや、痩せるかもしれないけど健康的にはどうなの?そんなの続くわけないじゃん」となるじゃないですか。
これは極端かもしれないですけど、大なり小なりこれと似たようなことをしてしまってる人はけっこう多いのではないでしょうか。
ちなみにダイエットではありませんが、競泳選手時代の僕もそうですね。
原因は明らかにメンタル面での問題なのに、泳ぎ込んで追い込むことでなんとかしようとしていました。
まったく無駄だったとは思いませんが、根本的なところの改善にはつながっていませんでした。
その努力の時間と労力をメンタル面の改善に使ってたら結果はもっと違ってたかなと今は感じます。
アメリカ陸軍特殊部隊、通称グリーンベレーではこんな教訓があるそうです。
「何度やってもダメだったら、やり方を変えろ」
一方で多くの方は「ダメでもすぐあきらめるな!」ということを言われて育ってきたのではないでしょうか。
努力の量か方向性かで言ったら努力の量を増やすことで問題解決をしていこうという考え方ですね。
僕もスラムダンクで安西先生にそう教わって生きてきましたし。(あきらめたらそこで試合終了)
確かに努力の量でなんとかなればいいですが、それだけだと、それでもダメだった時にどうすればいいのかわからなくなってしまいます。
あきらめる判断が早すぎるのはどうかと思いますが、ここでポイントは「何度やってもダメだったら」というところです。
テレビや雑誌で紹介されていたからという理由だけで、そのダイエット方法の意図や目的を理解してないままにやってると、
何度やっても結果が出ない時に、「あれ?もしかしたらこれ違うかも?」という疑問が出てこなくなってしまいます。
いわゆる思考停止してしまっていると「ただひたすらに量をこなす」ということしか選択できなくなってしまうんです。
常に「何がダメだったのか」「どうすればうまくいくのか」ということを考えて練習していれば、「よし、じゃあ次はこういう方法で試してみよう」と軌道修正ができるはずです。
諦めるのが早いのもどうかと思うけど、時には潔く諦めて方向修正をすることも必要。
そのためにはやはり「考える力」は欠かせませんよね。
最初は結果が出やすいという落とし穴
「努力の量が足りないのかも」と思ってしまいがちになるのは、
最初はあまり考えなくてもやり続けていれば結果が出やすい状態にあるというのもひとつの原因です。
身体の仕組み上、最初はやればやるほど結果に結びつきやすいのですが、だんだんと身体はその環境に慣れていこうとする機能(恒常性)があるため結果が出にくくなってきます。
最初は順調に体重が落ちていたのに、ある時からピタッと減らなるのはそのためです。
摂取カロリーを減らしたときに身体は飢餓のピンチだと察してしまい、省エネスイッチが勝手にオンになるんだそうです。
(すごいんだか、すごくないんだかわからないですね。笑)
ちなみに…僕の話で言えばいくら泳いでもそんなに痩せないんですよね。
ひたすら泳いでいたのに、身体が慣れているのかラクに泳げる技術を身につけているからなのか、たくさん泳いでも痩せないんですよね。(歩くのより泳ぐ方がラク)
いいか悪いか人間は慣れてしまう生き物です。これはダイエットでももおなじ。慣れるんです。
ずーっと順調に結果が出続けるというのはまずないわけで、必ず躓いたり、立ち止まったりする時期が来ます。
そんな時には「努力の量」だけでなく「努力の方向」にも意識を向けていくことが大事です。
先ほども言った通り「なんでうまくいかないのか」を情報を集めて考えてみること。
自分で考えてわからない時には、その道の専門家やダイエットを成功させている人に聞いてみましょう。
とはいえ、ひとりで取り組んでいると間違っているのかあっているのかもわからないですし、
苦しいことから逃げたくなってしまったりするかと思うので誰かと一緒に取り組むことがオススメですよ!
(ダイエットメントレもオススメです!)
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