皆さま、こんばんは!
代表の小高千枝です。
毎月、社内会議のひとつとして
担当しているケースのシェア(秘密保持義務のもと)を行い
多角的な視点で、クライエント様のサポートをするため
勉強会を行っています。
オフィスで参加するメンバーと
地方や海外にいるメンバーはZOOMで参加。
便利な世の中だなぁと感じる日々です。笑
実際に会うことの意味の大切さももちろん理解しております。
対面で話をすることで、表情や声色などノンバーバルな面から
心の状態やあり方なども読み取れますし
相手の本質への寄り添いも、実際に会うことに勝るものはありません。
ただ、信頼関係のもとに本質をカメラの前で出せることもあります。
私自身、定期的にセッションをしている海外のクライエント様とは
帰国時に対面でお会いし、海外へ戻られた後はオンラインでセッション。
場所や環境が変わっても、通常と変わらずにセッションが展開できていることも感じます。
※長いお付き合いのクライエント様や、信頼関係が築けた方によりますが。。。
今月の定例ケースカンファレンスではカウンセリングとメンタルトレーニング領域の
両面からディスカッションができました。
【カウンセリング領域】
・クライエントとの多重関係の再認識(心的距離感)
・生物・心理・社会システムとして当事者を取り巻く環境分析の必要性
・問題視していること以外へのリフレーミング
・他者の指示や他者評価を得るための承認欲求ではなく
(クライエントの)自分の意識として経験できた達成体験・成功体験を見出す
【メンタルトレーニング領域】
・私たちが携わるべき「枠」の意識
・結果へフォーカスしすぎていること。過程(プロセス)を大切にできていないことの再認識
・体癖やエゴグラムを使用しての性格傾向分析を行い、自分にあった目標設定をすること
・ゴールを設定し、ゴールに向かうべきか、
サブゴールを設定し小さな目標からクリアにするべきか、対象者にあったサポートをする
・ルーティンの必要性、意味
私はSV的に関わっていますが、所属カウンセラーの視点や思考癖を知ることにもなりますし
何を今後、メンバーへ伝えていくべきか。。。考えるきっかけにもなります。
2019年のケースカンファレンスは終了致しました。
今年の学びをまた、2020へ。。。
引き続き、精進して参ります!!!