皆様、こんにちは
メンタルヘルスケア＆マネジメントサロン代表・公認心理師の小高千枝です。
令和6年1月1日に発生しました能登半島地震により、犠牲となられた方々におくやみを申し上げるとともに、被災されたすべての方々、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興そして被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
年明けから能登半島地震や航空機衝突事故等、心が痛む災害・事故が発生し
連日のテレビやネットから流れてくる情報と向き合いながら、様々な視点で考えることが増えて参りました。
大切なヒト・モノ・コト（仕事やプライベートの在り方・取り組み方、人間関係、家族、友人、ペットのこと等。。。）自分自身の価値観の受け入れ。
皆さんはいかがでしょうか。
オフィスで仕事をしていると、寒い中でも植物たちは変わらず元気にスクスク育ってくれていることにホッとし
こういった災害や事故が発生したからということだけではございませんが、日々の何気ない生活を送ることができることに、本当にありがたいことだなと感じました。
2024年の干支・甲辰（きのえたつ）
『上昇し勢いを増しながらぐんぐんと成長し、姿を整えていく』
この意味をしっかりと捉え、与えられた環境で何ができるのかをしっかりと受け止め、みつめることが今できることだと思っております。
私たちが笑顔で元気でいることに意味があります。
元気な人、動ける人が健康であることが巡り巡って支援の輪へと繋がって参ります。
マスコミでも最近耳にすることですが
実際に身体を使って何かお手伝いをしたい。もどかしくて何かしたい。。。
様々な情報を見聞きすると感じますよね。
私も同じ気持ちです。
まず物質的安心感が整わないと、心への意識が向きません。
（マズローの欲求段階説：生理的欲求・安全欲求が満たされていないと自分自身の心の状態と向き合うゆとりが芽生えません）
「心のケアが大切」と言いましても、温かな場所やホッとするお食事が整っていないと
なかなかメンタルを意識することまでたどりつかないですよね。
そういった意味でも、メンタルヘルスの専門家として現段階でできることは少なく
ただ、専門家としてそれを理解しているからこそ、皆さんの環境が少しでも整うような働きかけはしていきたいと思い
正しい情報を見極めての発信や募金、決して見捨てることはしない言葉掛けなど。。。
「今」できることと向き合っています。
日々もどかしい気持ちにもなっていることも現状ではございますが、
無事でいる私たちがいざという時に動けるようにしておくことも大切です。
支援したい気持ちから「共感疲労」を招かないことも私たちにできること。
共感疲労に関しましては毎日新聞の方へ記事がでておりましたので
こちらへご紹介をさせていただきます。
【大惨事映像が招く「共感疲労」 高齢者は注意 子供はハグして(毎日新聞) 】
https://mainichi.jp/articles/20240105/k00/00m/100/317000c
今後、私たち心の専門家チームとして、
所属メンバーの心理コラムにて、災害時における心の傾向、心との向き合い方やケアの方法等
お伝えして参りたいと思っております。
前述通り、なかなか心にまで意識が向かないタイミングでもいらっしゃるでしょう。
読者の皆様には、頭の片隅に置いていただきつつ、「あっそういえばこんなこと言っていたから少しやってみようかな」
と、皆様の良きタイミングでみつめていただけましたらと思っております。
私の方でも今まで書かせていただきました”災害時の関連記事”などを改めて整理し、被災者の方以外の皆様も未然予防として、できる限り事前準備等ができる環境を整えていけますよう、お伝えして参ります。
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