皆様、こんにちは
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表・公認心理師の小高千枝です。
今日から2月ですね。皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。
「お元気でいらっしゃいますか」という言葉は、このブログ記事では、はじめて使ったかもしれません。
それだけ心身の健康への意識を高めていただきたい。そういった気持ちでございます。
2022年がはじまり、1か月という時間があっという間に経過しました。
1月が早く過ぎ去ることは毎年のことですが、今年もまた去年とは。。。例年とは違った空気感を感じております。
オミクロン株による新型コロナウイルス急拡大が続く中、お子様への感染も広がり休校も発生
医療従事者・エッセンシャルワーカーの皆様のご勤務への影響など、社会機能が低下しないようにしていくためにも
基本的な感染予防対策をし続けていくことの大切さを感じております。
ただ、この2年で私たちは多くのことを学んできました。
神経質になり過ぎず、今ある環境の中で生活を楽しむことも忘れないでください。
心と身体に負荷をかけ過ぎてしまうと、コロナ禍に対する不便さへのストレスも助長されてしまいます。
皆様なりの生活を豊かにする方法、心が笑顔になれることを見出して参りましょう。
さて、2月は。。。というよりも2022年は。。。
「人間らしい」「人間くささ」を忘れない生き方についてお伝えしていきたいなと思っています。
私自身のテーマでもあります。
どんな人でありましても「社会的顔」「役割の顔」を演じて生きていますが
根本的には自分にしかない「人間らしさ」がベースにあるからこそ、社会的顔を演じることができています。
ただ、社会的顔、役割の顔を演じ過ぎてしまっていることで本当の自分がわからなくなり
疲れてしまっている方も多いなぁと、もう何年も現場や社会をみて感じていたことです。
演じているからこその仕事、収入であることはわかっていますが、少しだけ解放してあげることをお伝えしていきたいと思います。
心の居場所を感じていますか?
私自身、ちょっと疲れたな。。。なんだか泣きたいな。。。と感じるとき、居場所感を感じていないことが多いです。
そして、冷静に考えてみるとその理由が見えてきますので、まずは”居場所”に感じる物理的環境に身を置き
ゆっくりみつめます。
そうすると深すぎる問題以外、大抵のことは解決策が見えてくるものです。
居場所については今までも記事を書いておりますし、カウンセラーたちの記事でも「居場所感」の大切さについては書かせて頂いておりますので、こちらでは割愛をさせていただきますね。
安心できる人、安心できる時間、安心できる場所を意識されみてください。
それが”居場所”になります。
コロナ禍以前も留学生や海外赴任をされている方(そのご家族)からのご相談は非常に多かったです。
そして、コロナ時代に入ってからは更に増加傾向にあることは現場として感じます。
希望に満ち触れて海外生活をはじめたものの、言葉、文化、生活習慣、生活環境など日常生活に影響を与える壁が立ちはだかり
日本では当たり前のようにあったことが当たり前ではなくなったことにより、「当たり前の安心感」を失った感覚から
居場所感を感じなくなっている方が多くなっています。
コロナ禍では尚更のことです。
大袈裟かもしれませんが、”居場所感”を感じることから全てがはじまるとさえ私は感じています。
今一度、皆様も複数の居場所感を感じる環境を意識されてください。何かあっても心が安定する”帰る場所”です。
エネルギー戦国時代の中で生きること
エネルギーと言いますと、ややスピリチュアルな感覚を受けられると思います。笑。そういった意味合いではありません。
(※スピリチュアルは否定しませんが、こちらの記事内では控えさせていただきます)
世の中はエネルギーに満ちあふれています。
自然のエネルギーとお伝えするとわかりやすいと思います。豪雪、豪雨、地震、津波と。。。地球・自然のエネルギーの強さを感じる中で
私たち人間のエネルギーがついていけていないのかなとも思うことが多いです。
自然には逆らえないですからね。。。
そして、生身の人間同士だけではなく、ネット上の人間関係など、四方八方から見えない力に挟まれている状態であります。
時々八方塞に感じることはありませんか?
私はSNSを更新するとき、心が重くなることがあります「書かなくちゃいけない」という気持ちの時ですね。
去年の年末は物理的な忙しさもありましたが、「見られている感」に疲弊してしまい、更新がなかなかできないときがありました。
そういったタイミングは定期的に訪れます。
よく経営者仲間と話をしていますが、起業当時はmixiとアメブロくらいしかなく
今はTwitter、Instagram、Facebook、YouTubeと。。。数をあげればきりがありません。
楽しく更新できていない時は、見えないマイナスエネルギーにのみ込まれているなと、冷静に自分をみつめるようにしています。
自分としての喜怒哀楽ではなく、他者の喜怒哀楽に苛まれているときでもあるかもしれません
そのため、前述の”居場所感”へ心身ともに戻り、自分を取り戻すようにしています。
自分自身を整理整頓。浄化をしてから、エネルギーの強化をしていく。
まさにエネルギーに満ちあふれた、エネルギー戦国時代です。
今の時代、自分を守るために浄化と強化の繰り返しをし、不要なものは手放しながらセルフコントロールをしていかなくては
生き抜いていけません。振り回されてしまいますからね。
そして、生活の中に余白をもたらすことを忘れないようにしてください。
余白の話は先月お伝えしましたので、こちらを参考になさってくださいね。(長くなってしまいますので申し訳ありません)
心と体の整理整頓~手放し・余白を生み出す
https://odakachie.com/chie_blog/12224/
心のエネルギーが強化されていくと(浄化もしながら)、心身ともにタフな力が身につきます。
本来の人間力を取り戻す
心身の浄化と強化が進むと、本質が際立つようになり、本来の力・人間力を取り戻す力、回復が早くなります。
最近、カウンセラーたちが記事にしている「レジリエンス」ですね。
以前にある方に言われたことがあります。
私に迷いが生じていた時に「自分を信じることができていますか?」と
信じていないつもりはありませんでしたが、自尊心が低下し、自己肯定感が下がっていたことは事実でした。
そして、結果的に自分を信じることができていなかったかもしれません。
がちがちの鎧をつけ、自分の弱さが知られないように、自己防衛心の塊になっていたことも記憶にあります。
その時期はそうでもしないと、それこそ「負のエネルギー」にのまれそうなタイミングでしたので
今こうやって笑いながら話せるようになったことで、自分なりの回復力を身につけたと感じます。
また、そういった「負のエネルギー」をぶつけられることで浄化と強化を繰り返し、強いメンタルが育まれました。
また、囲いをつけないで生活を送る幅が広がったとも感じます。
冒頭で書きました「社会的役割の顔」を演じている時の”鎧””枠””囲い”は他者との心のポジショニングをはかるにあたり、とても必要なことです。
ただ、自分を信じ、地に足付けたかっこたる自信をもっていると、がちがちの鎧も枠も囲いも必要がなくなります。
『 』(鎧、枠、囲い)を外す意識を持ってみては?と私はご相談にいらっしゃるクライエント様へお話することがあります。
『括弧』付けの生き方を外す ⇒ 『カッコ』つけを外す
表面的なカッコつけを外すイメージです。
人間らしい、人間臭い生き方をすることが今はハードルが高くなってきていますが
一日の中で5分だけでも「ただの人間」に戻る時間を設けてみてください。
様々な気付きを得られることと思います。
私自身、去年の夏頃からこの『 』を外す時間が加速してきています。
だらしなくなる、気合をいれなくなるということではなく、自分の幸福感を大切にすることで無理をしなくなったという意味です。
もう少しお話をしたいところですが。。。今回はここまでにいたします。
今月も皆様の人間的魅力が高まる日々でありますように。。。