COLUMNコラム

【心理コラム】⑥「がんばり表」子どものやる気を高めるご褒美の工夫

こんにちは。所属カウンセラーの船山です。

今回も子育てに役立つ「がんばり表」に関する記事を書かせていただきます。
育児でお困りの方は是非参考にしてみて下さいね。

今まで数回にわたって「がんばり表」の使い方や、コツについてお伝えしてきました。

<「がんばり表」シリーズ記事>
【心理コラム】①「がんばり表」を取り入れて、楽しく子どもの課題を解決しましょう
【心理コラム】②「がんばり表」における目標設定のコツ
【心理コラム】③「がんばり表」における目標の数と具体的な決め方
【心理コラム】④「がんばり表」子どもが興味を持てる工夫
【心理コラム】⑤「がんばり表」の効果的な実施方法

順番にお読みいただくことで、「がんばり表」がどのようなツールなのか、より理解できるようになっておりますため、上記URLをご参考に、是非今までの記事もお読みいただけますと幸いです。

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今回は【ご褒美の工夫
についてお伝えさせていただきます。

ポイントは、
あらかじめ子どもと約束していたことを、しっかりと実践することです。

約束していたご褒美を先延ばしにしてしまうと、子どものやる気喪失や、大人への不信感へ繋がることもあります。

とはいえ、どうしても実践できない事情が入ってしまい行えない場合も、あると思います。
なるべくなら、予定が分かった時点で前もって、ご褒美の振替日を決められると良いですが、急に予定が入ってしまうこともありますよね。
そういった時は、ご褒美の数自体は変えずに、「○日ならできる」という次の確実な約束ができるといいです。

できない理由を話して、しっかりと謝罪することも大切です。
親子とはいえ、お子様の成長を助けるツールで、傷つけてしまわないよう、ここは慎重に対応していきましょうね。

ご褒美を行う際は、
「~をがんばって、シールを○個貯められたから、今日はスペシャルタイム(ご褒美)をやります」
というように、なぜご褒美があるのか、これまでのがんばりを褒めつつ具体的に伝えます。

また、ご褒美の内容はお子様の希望で変えてもOKです!
ご褒美は、お子様のやる気を高めたり、親子間コミュニケーションを増やすことが目的のため、
内容を変えることでのマイナス面はありません。

例えば『公園に行く』というご褒美でも、公園の場所を変える公園で遊ぶ内容を変える
などして行先や活動内容を変えると、次のご褒美への楽しみが増します。
ご褒美が終わった後に、次のご褒美について、お子様に希望を聞いて親子で話し合う時間を設けてみましょう!

私が実際に使用したときは、ご褒美を「お出かけ」に設定し、子どもの行きたい場所になるべく合わせてお出かけをしました。
お出かけしながら、次はどの公園に行きたいかリサーチし、少し遠めの公園を探したりしました。

中でも人気が高かったお出かけは、行き先を決めずに自転車に乗って、子どもに道を選んでもらうお出かけです。
「右か左かまっすぐか」を繰り返し、見たこともない道を散歩したり、新しい公園を発見したりできて、私自身もとても楽しかったです!

普段は子どもの「こうしたい」「ああしたい」を聞いてあげられないことが多いですが、
こういう時こそ子ども主体で時間の流れを作ることは、とても大切だと感じました。

願望をかなえてあげられる時間を確保することで、子どものわがままも少しずつ減ってきます

「ご褒美」と聞くと、そのためにしか頑張らないのではないかと思われがちですが、
「がんばり表」では、「ご褒美」を目的としないために、親子で目標の再確認(フィードバック)をしたり、話し合う時間を設けることをお勧めします。

保護者の方も「ご褒美」ではなくても、お子様と一緒に過ごす時間を作ることを考えてみてくださいね。

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次回は「うまくいかない時」について記事を更新する予定です。
「がんばり表」を使用してみたけれどうまくいかない、
とお悩みの方々に向けてのアドバイスをお伝えさせていただく予定です。

具体的にお困りのことがございましたら、メールカウンセリングをご活用して頂くのも1つです。

どんなことでもお気軽にご相談くださいませ。

ご興味がある方は、弊社ホームページをご覧ください。
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Writing by 船山

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