COLUMNコラム

【御礼】パソナ様にてメンタルトレーニングセミナーを開催いたしました

みなさまこんにちは。メンタルトレーナーの森下です。

先日3月2日(木)に株式会社パソナ様主催の管理職ハイクラスのための自分磨きセミナーにて
怒りや不安と共存し向き合うセルフコントロール術”」
というテーマでセミナーを開催しましたことをご報告させていただきます。

今回は実地とオンラインとのデュアル形式での開催となりました。
300名近くの方からお申し込みをいただいたとのことで大変嬉しく思っております。

ご参加いただいた皆様、長時間にも関わらず真剣に耳を傾けてくださりありがとうございました。
また、この度セミナーを主催していただいたパソナの皆様。
このような貴重な機会を設けていただきましたことに、心より御礼申し上げます。

近年ではコロナ禍の影響や仕事への価値観の変化などから
様々な働き方のあり方が模索されている時代だと感じます。

テレワークやオンラインでのコミュニケーションが主流になり、
仕事の効率化や経費の削減などのメリットがある一方、
リアルでのコミュニケーションの低下などから起こる人間関係のトラブルや、
管理の目が行き届かない分、自身でのモチベーションの管理やタイムスケジュールの管理が今まで以上に必要となる
などといったデメリットも起こってしまっているのが現状です。

そのデメリットのせいで「仕事がうまくいかない」「部下が思うように動いてくれない」とイライラしたり、
「今季の目標は達成できるのだろうか」「会社をクビになってしまったら…」というような不安を抱えてしまうことがあります。

そんな時代、状況だからこそ、より「セルフコントロール」力が求められています。

今回のセミナーではイライラや不安といった感情をどのようにしてコントロールしていけば良いのか
世界で戦うトップアスリートはどのようにして不安やイライラといった感情と向き合っているのかなどを例にメンタルトレーニングの観点からお伝えさせていただきました。

セルフコントロールは自分の思考と行動をコントロールしてより良い方向へ変えていくことです。
わかりやすく言うなれば自分の心のハンドルを自分で握って、運転をしていくというようなイメージです。

メンタルトレーニングでは「思考」へのアプローチと「行動」へのアプローチを行なっていきますが、
最初に行うのが「思考」のアプローチです。

人は基本的に「行動」を起こす前に必ず「思考」があります。
例えばご飯を食べる時には「お腹が空いた」という思考があり、「ご飯を食べる」という行動に移ります。
これがご飯を食べた後に、「そういえばお腹空いていたな」と思うことはないですよね。

行動に対してのセルフコントロールのトレーニング、テクニックは、対処的には効果は出てくるのですが、
根本の思考のセルフコントロールができるようにならないと、「その場しのぎ」「同じことの繰り返し」になってしまう可能性が高いのです。

そのため今回のセミナーではまず前半を「思考」についての話、
後半は「行動」へのアプローチの話を理論とワークを交えながら進めていきました。

そもそもイライラや不安といった感情が出てきてしまうの仕方のないことではあります。
セミナーの中で
「職場の上司の対応によってイライラや不安が大きくなってしまう場合はどうすればいいのですか」
という質問をいただきました。

基本的には相手が何を考えてどう行動するのかはどうすることもできません。
メンタルトレーニングはコントロールできないことよりもコントロールできるとに意識を向けていくことが重要だとされています。
コントロールできるものは「自分」だけです。

相手によって感情が揺さぶられてしまうのは仕方のないこと。
いろんな人や環境がある中ではどうしたって自分の思った通りにいかないことの方が多いのです。

思い通りにいかない、どうなるのかわからない状況になった時、人はイライラしたり不安になったりと感情の芽が出てきます。
コントロールできない誰かや環境のせいで感情が出てきてしまうのは仕方のないことですから、
「なんでイライラしてしまうんだろう」「不安になっている自分は良くないのか」と落ち込んだり、
無理に自分を変えようとする必要はないんです。

感情はコントロールできないから戦わないことが大切。
感情とうまく付き合い、その上で理想の自分はどうしたいのか、どうありたいのかを考え
コントロールできることに意識を向けていきます。

それでも感情が収まらない場合は、吐き出せる場所(環境)を作っておくでもいいですし、
気分転換できる方法(好きなこと、リラックスできること)などを自分なりに作っておくことが大切です。

僕自身、日常でも仕事でも感情が揺さぶられることはたくさんあります。
もちろん感情に振り回されてしまうこともありますが、
その都度「あ、今のはイライラ森下が出てきてしまった」と自分を客観視するようにしています。
(すぐにはできない時もあるけども)

そうした自分の感情と向き合う時間がメンタルトレーニングなります。
イライラしたり不安になった時は、「メンタルトレーニングの時間だ!」と思って、その状況さえも自分のプラスにしてみてください!

ご参加いただいた皆さまが頷きながら真剣に聞いてくださっていたのがとても印象的でした。
また、会場もセミナー形式ではなくテーブル形式で、通常のセミナーの雰囲気よりもフランクな優しい雰囲気となっておりました。

そのおかげで私自身リラックスして楽しみながら話をすることができたと思います。

貴重なお時間を割いてご参加いただいた皆様。
この度お声をおかけいただき、ご準備をしていただきましたパソナの皆様。
本当にありがとうございました。


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Writing by 森下

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