COLUMNコラム

【やるやる詐欺にならないために】目標を立てた後に意識すべきこと

みなさまこんにちは。メンタルトレーナーの森下です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
自分はと言いますと、クリスマスでNintendo Switchを買ったので(あ!サンタが持ってきたので!)
子どもとゲームをしてゆっくり過ごしていました。

アクティブに出かけるのも好きですが、家でのんびりするのもいいですよね。
とはいえ習慣にしているランニングと筋トレは欠かさず取り組んでいます!

どうやら僕は身体をある程度動かさないと心がリラックスできないようです…笑
(僕のランニングの場合、無理して取り組んでいるという感覚はなくあくまでも習慣になっているので、頑張らなくてはいけないという感覚はありません!)

さて、新年最初のメンタルトレーニングコラムは「新年の目標」についてです。
新年になったタイミングで今年の目標を立てる人は多いはず。(僕も立てましたよ!)

でもどうでしょう。

その立てた目標は半年後、1年後覚えていますか?達成できたでしょうか。
そう、目標を立てる人は多いのですが、目標を立てただけで終わってしまう人も多いんですね。

お正月を僕のようにダラダラと寝正月で過ごしている方もいらっしゃるかと思いますので、
ダイエットを例に「目標を立てたあと」のことについて話をさせていただきます。

どうぞご覧ください!


目標は立てた後が重要

目標を立てないよりは立てた方がもちろんいいのですが、
なにより重要なのは目標を達成するためのプランや努力に集中することです。

「目標を達成するためにどうするのか」に意識が向いていなければ冒頭でもお伝えしたとおり、
目標を立てたことに満足してしまって、何も行動せずに1年を終えてしまうことになります。

試しに年末になったら身近な人に「今年の目標はなんだった?」と聞いてみてください。
結構な確率で答えに詰まるのではないでしょうか。

恥ずかしながら、僕も「英語を勉強しよう」と思っても結局何もやらずに時が過ぎ去ること数年が経過しております…
(それだけまだ自分の中で優先順位が低いということですね)

目標は立てて終わりではなく、立てたところがスタートということを忘れてはいけませんよね。(自戒の念を込めて)

さて、まず目標設定をする上で「目的(夢)」と「目標」の違いは明確にしておくべきです。

目的(夢)=目指したいもの(こと)、理想の姿、ゴール
目標=目的への道標、通過地点

ダイエットの「目的」はというとダイエットをした後にどうなりたいのか、何をしたいのかということです。
つまりはダイエットは目的ではなくあくまでも「目標」であって、目的にたどり着くための手段でしかありません。

目標を立てるということは
「ゴールに行くためにどこに向かえばいいのか」「ゴールに行くために何をすればいいのか」
ということを明確にすることになります。

当然ながら目標を立てて満足してしまったらゴールへは辿り着きませんよね。

では、なぜ目標を立てて満足してしまうのかといえば、先ほどもお伝えしたとおり。。。
ゴールと目標の違いがハッキリしていないからです。そして何のために目標を立てるのかを知らないからです。

痩せることが目的となってしまっていて、ダイエットを達成した後のことがイメージできていない状態ですね。
それだとなぜキツいダイエットをしなければならないのかが不明確になり耐えられなくなってしまうわけなのです。

逆をいえば、ダイエットを達成した後のことがイメージできていると「理想の姿になった自分」「理想の自分になった後にしたいこと」も明確になり、楽しみな気持ちやワクワクした気持ちになって、早く取り組みたいというモチベーションがアップしていきます。

自分がランニングを続けているのも、トレーニングを継続した後の自分(速くなった自分、達成感など)をイメージできているからだと感じてます。

目標を立てる意味とその先のゴールを見据えることができれば、目標を立てたその後がより重要だということに気付けるということになるのです!

 

現在地を確認する

「ゴールまで行けるイメージ」ができているかどうかも、目標を立てた後に行動に移していくためには大切なことです。

目標がゴールに繋がっているイメージができないと、何のために目標を立てたのかわからなくなるので、
行動に移せずに目標を立てて終わりになってしまいます。

目標設定はゴールまでの地図を書く作業と同じです。
現在地からどうやっていけば目的地へと辿り着けるのかを考えていきます。

カーナビとかGoogleマップの設定とおなじですね。その道順通りに行けばゴールに辿り着けるというものを作るわけです。

とすると、自分の現在地を常に把握しておかないと次に何をすればいいのか、どちらに行けばいいのかわからなくなってしまいます。
現在地がわかるから次にどこに進めばいいのかわかるわけですからね。

ですから、自分の現在地を確認するということは、毎日目標を確認して振り返るということになります。
ダイエットであれば毎日体重計にのって記録を取ったり、食事の内容を記録することだったりします。

毎日(あるいは定期的に)自分の現在地を確認することで、ゴール(目的地)にうまく進んでいるのか、進んでいないのかがわかるようになるのです。

もしうまくいっていない時はプランやペースを見直さないといけないし、うまくいっているのなら「そのままでいいんだ」という自信に変わっていきます。

大事なのは「これならゴールに辿り着けるぞ」と思えることなので、うまくいっていてもそうでなくても、振り返って改善、修正、継続していくことです。

ですが、うまくいっていない時に改善点が見えないと「やっぱり無理だったんだ」という気持ちが出てきてしまうので、
なかなか行動に移すのがしんどくなってきてしまいます。

食事を我慢しているのになかなか体重が落ちなくて、その理由が全くわからないとなったら諦めたくなりますよね。

でも改善や工夫を重ねて少しずつでも前進していることが実感できるのであれば「よし!このまま頑張ろう」と思えることができますよね。

むしろ目標を達成した後のイメージが膨らんできて楽しくなってくるかもしれません。

現在地を確認することは小さな変化や成長に気づくことにも役立ちます。
小さな変化や成長は意識しないと見逃しがちです。

体重が100g減ったとかなんて自分の感覚じゃ普通はわからないじゃないですか。
でも100gが10回積み重なれば1kgになるわけだし、それが100回積み重なれば10kgになります。
10kgも減れば意識せずとも変化に気づきますよね。

大きな目標の達成は小さな目標の達成の連続ですから、やはり毎日の目標を確認してゴールへと近づいているかどうか感じることが全てと言っても過言ではないくらい大切なのです。

なので、定期的(できれば毎日だけども)に自分の現在地を振り返ってゴールまでの距離を見返す時間を作ってみてください。

「そんな振り返ってる時間なんてないよ!」という人もいるかもしれません。
体重計に乗ってメモするなんて1分もあればできるので、もはやそれはただの言い訳。

まずは「本当に達成したいのか」「なんのために達成したいのか」という目的の部分を明確にすることです!

いつもやるやる詐欺で終わってしまっているなと感じる人は、
①現在地を振り返る(体重や食事の記録など)
②目標までの差を確認する
③目標までの差が埋まっているのかを確認する
④埋まっていないのであれば改善策を考える
の順序で振り返りをしてみましょう。

▼目的と目標の違いを理解する(目的を明確にする)
▼定期的に振り返って現在地と目的地までの差を確認する
を意識することができれば目標を立てて終わりにはならずに達成まで取り組んでいけるようになりますよ!


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Writing by 森下

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