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インポスター症候群-③インポスター症候群だと思った時の対処・対応方法

皆様、こんにちは
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表・公認心理師の小高千枝です。

FMラジオ J-WAVE『JAM THE WORLD』にてインポスター症候群についてお話をさせて頂きました。
ブログの方へは、番組内でお伝えできなかったことについてお伝えさせて頂いております。

▽今までの記事
【インポスター症候群-①自己肯定感の弱さ・自分の能力を信じられない心の状態】
https://odakachie.com/chie_blog/8694/

【インポスター症候群-②インポスター症候群になる要因】
https://odakachie.com/chie_blog/8944/

3回目の今回は【インポスター症候群だと思った時の対処・対応方法】についてお伝えさせて頂きま

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【インポスター症候群への対処・対応方法】
■ネガティブキャンペーン・マイナスブランディングを受容し過ぎず、不一致をみつける。
インポスター症候群で悩んでいると、自分の能力やパフォーマンスを否定し、マイナス評価を自分自身にくだす傾向がある。
そういった否定的な言葉にフォーカスし、実際にそうであるのか“不一致”を一緒にみつけていくように努めていくことが大切。

※相談を受けた側は自己開示をしながら、自分自身の成長過程において、どういった壁にぶつかり克服してきたかについても伝えることも必要になってくる。

■自己肯定力を身につける
基本軸は「肯定」すること。
そして、ケースによってフォーマルとインフォーマルを使い分けること
①一人の人間として肯定する。人間としての内在する価値を認め、無条件にありのままを受け入れる。(内的)
②努力や達成したことにフォーカスし称賛すること。(外的)

■自己効力感(self-efficacy)を高める
性別、人種、年齢など関係がないという認識を持たせ、自己効力感(self-efficacy)の構築を促す。
後押しすることで、人生脚本(生き方)の決めつけやステレオタイプによるパフォーマンスへの不安を緩和できる。

※自己効力感(self-efficacy)
自分にもできるだろうと予期(確信)する感覚を自己効力感。
達成体験を積み重ねることで、自己効力感を得ることができる。

この自己効力感が人間の積極性を引き出し、自尊感情の高まりにも繋がり自信が持てるようになり成功体験が積み重ねられていく。

■成功を導いた自分自身を認める・自己承認
自分の成功を、運やチームメンバーのおかげだと考える傾向が強く、自分の才能や努力を過小評価しやすい傾向がある。(特に女性)
他者への感謝の気持ちを持つとともに、自分自身の自己を振り返り(自己肯定感・自尊心)、成功の要因を自分の中に見出し、自己効力感(未来の自分)へと繋げる
自己疑念やインポスター体験は誰にでも起こり得ることであり、自分自身の真価を認識できるようになることで、克服することができる。

<キーワード> 現在の自分→過去の自分→未来の自分 をみつめ承認する
(カウンセリング技法のひとつ)

・自尊心・自己肯定感 →過去の自分・過去の経験 <自己の振り返り>
・自己効力感 → 未来をみつめている <モデリング> ※他者を見て自分にもできるという意識!

■非言語的コミュニケーションスキル(ノンバーバルコミュニケーション)の強化
自分自身の見せ方・魅せ方(信頼性、自信、能力や力のある存在であることなど)を理解する。

不安定に見える身ぶりや行動(非言語的コミュニケーション)を示すと、本当の良さは伝わらないため、信頼性を生むしぐさ。目線。表情。振る舞いを心掛けることで自然と自信がついてくるようになる。

【克服方法(一例)】
■リフレーミング(reframing)
リフレーミングとは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。元々は家族療法の用語。出来事の枠組み(フレーム)を変えることで、人生における選択の幅を広げることができる。

■メタ認知コントロール
「メタ認知」“自己の認知活動(知覚、情動、記憶、思考など)を客観的に捉え、評価した上で制御すること”
自分を客観視する方法

■居場所感を自分自身へ与える
<マズローの欲求段階説>
アメリカの心理学者マズローは人間の欲求を5段階にわけ、ピラミッド型の構造になっていると提唱しました。

”マズローの欲求段階”から、どこの“レベル”“欲求段階”を求めているのかを見極めること。
自分自身の分析、人間関係の距離感、他者への寄り添い方が見えてくる。

<ポイント>
・居場所感を得る(所属と愛の欲求)
・心のポジショニング(立場・役割を明確にし、相互の関係の中で認知されたポジションを全うする)
・相手の感情にコントロール(支配)されない
・役割期待に対する役割性格を明確にする

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インポスター症候群につきまして3回に分けてお伝えして参りましたがいかがでしたでしょうか?

本日より2021年の学校やお仕事が始まった方も多いことと思います。

コロナ禍における新しい生活環境では思うように物事が運ばないことも多々おありかと思いますが
感染症と向き合い、心身ともに健康であるためにはストレスを軽減させることも大切です。
(コロナ関係なく)社会生活においてはストレスが多い世の中ではございます。
ご自身を信じ、周囲との調和をはかり、生きやすい生き方を確立していくために
インポスター症候群はじめ、心の問題は早期発見と解決をし、今の大変な時代を乗り越えて参りましょう。

本年もスタッフ一同、皆様に寄り添わせて頂き、内側から皆様の健康を
心のコロナ対策として、お手伝いをさせて頂きたいと思っております。

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