皆さま、こんにちは
代表・公認心理師の小高千枝です。
すでにGWに入られていらっしゃる方
GWなのか、なんなのかわからない方と。。。
皆さまそれぞれの立場で様々な思いで過ごしていらっしゃることと思います。
今日は弊社の社内MTGでした。
もちろん!オンラインです。
心理師の集団だからなのか?そういうわけではないと思いますが
メンバーからは現状の受け入れ、先を見据えてた気持ちの変化が感じられました。
「もう仕方ないですよね」
「自粛1週間目は試行錯誤で疲れましたが、2週目くらいから徐々に慣れてきました」
「できることをやるしかないです」
個々の生活や環境に合わせた自粛を受容し
なるようにしかならない現状の中で、自分たちにできることを精一杯やっています。
私自身、ここ10年以上GWという経験がないため
いいのか悪いのか、例年通りではありますが
そこに「#Stay Home」が加わっただけという感覚でしょうか。
あとは仕事は減りました。笑
これも世の中皆さん一緒ですから、仕方ないですね!!!
ステイホームがハードル高いと感じられている方もいらっしゃると思います。
「高い」と”思い込んで”いるだけで、少しフレームをかけかえて見る。
リフレーミングをしてみていただけましたらと思います。
思い込みから解放することができると、視野が広がり、意外と楽しみもみつかるものです。
自粛生活の中で、「楽しい」と思うことが増えたことに気付きませんか?
とっても些細なことでいいんです。
きっと気が付かないくらいのことかもしれませんが
そういった楽しみの繰り返しが大きな楽しみへと変化します。
私は日経新聞をゆっくり読むことができる時間ができたことがとても嬉しく
楠木健さんのコラムをとても楽しく拝読しています。
【学び×コロナ時代の仕事論】
(私は)一応、社長業もしているため
ビジネス脳を働かせるためには心理師としての職人脳から切り替える必要があります。
切り替えタイムとして、日経新聞電子版を毎日読んでいますが
コロナのお陰?と言っても多言ではありません。
以前よりも日経電子版からの新着メッセージがくると必ず目を通すようになりました。
第1回目の楠木さんのコラムからの学びは
▽コントロールできないこと「どうしようもないこと」にはジタバタしない
▽冷静に受け止めるしかない
▽基本的なことを徹底する
(手洗い、マスク、咳エチケット、外出自粛、社会的距離、リモートワークなど)
<不幸中の幸いを受容する>
・戦争と違い、敵はウィルス活動を続けるだけ
・「やるべきこと」は戦争や自然災害と比べて桁違いに簡単(※上記「基本的なこと」)
・いつ終わるかはわからないけれど、敵の情報や対処方法は時間の経過とともに見えてくる
・自分だけという状況ではなく世界中に降りかかっている災厄。戦争のような局所的な災厄ではない
<そもそも何でもコントロールできるという思い上がりは捨てる>
「生き方を内省する好機だ」と仰っていました。
私もコロナ関係なく世の中を見ていて日ごろからそう思うことは多々ありました。
ネット社会に今現在もお世話になっていますが、世の中が便利になり過ぎており
好きなことばかりを選択し、人間を成長させる不便さや不自由さから逃げていたようにも感じるのです。
便利な時代にそって共存していくことは大切ですが
わがままな人間を育成しているようにも感じていました。
何でもコントロールできる。何でも自由である。何でも自分の好きなように。。。
今、SNSを見ていて感じます。
「~バトン」というものが回って来ますが
内容が強制的で、本当に世の中のためになっているのか疑問に感じることが多いです。
だから私は丁重にお断りをし、参画しません。
協調性のなさや、納得したことしかできない、面倒くさい性格が影響しているのかもしれません。。。笑
#Stay Home を促すためのものと仰っていますが。。。
・掲載の〆切・担当日がある(〆切があるの!?気持ちとして投稿するんじゃないの?)
・次に回さなくてはいけない(回された方も負担ですよね。断ることもできなかったり。。。)
・◎◎さんという〇〇のスゴイ人が発起人だから(存じ上げません)
・みんなやっているから、やっておいた方がいい(どうでもいい。。。)
とか。。。
弊社のスタッフは「逆に全然回ってこないので、ひとり勝手にバトンをしようかな」と笑って話していました。
こうやって楽しめるのでしたらOK!ですが
強制的なバトンは、目的意識が何か違っていますよね。
発起人の方は善意で、本当に世の中のためにと思ってはじめられたのかもしれませんが
どこかでおかしなことになっています。
ストレス、ストレスだって騒いでいることが余計にストレスを生むようになること
承認欲求を満たすようなことになっていること。。。
集団心理で「やらなくてはいけない」「~でなければならない」という禁止令を相手に課し
他者をコントロールしようとされいてることも感じます。
バトンを回すことで、寄付金が集まる仕組みになっており、
医療従事者の方のサージカルマスクや防護服の購入資金に繋がるなど
実態が見えれば喜んで参加される方は多いと思います。
私も本当の意味での社会貢献や、生活が大変な方のサポートへ繋がるのでしたら
是非とも参加させて頂きたいです。
様々な形で「思い通りにしたい」「他人に認めてもらおう」とする動きが見えますが
そろそろ、自分としてどう生きたいかを自己責任で物事を考えていくときだと感じるのです。
同じ時代、同じ時間は戻らないとも言われています。
ニューノーマル時代(新しい日常)に意識も考えもシフトしていくことの大切さ。。。
最後に楠木さんは仰っていました。
<キャリアは川の流れのようだけど>
▽目の前の人を満足させる
▽それを繰り返す
▽気長に実力を蓄えることが大事
これは、私自身も長年思っていたことです。
答え合わせができました。
流れも「良い流れ」をつくらなくてはいけません。
また、良い流れを”見極める力”も養わなくてはいけません。
それは、学びや経験がものを言うものでもあります。
「実力を蓄える」ことは時間がかかります。
ここまでの間に実力を蓄えてきた方は強いでしょう。
そして、これから頑張ろうと思われいている方も心から応援しています。
生きる力、自分で考える力を持っている方、身につけようとされている方は
現在のような危機に見舞われても慌てずに進むべき道「良い流れ」を
キャッチすることができると思います。
この危機を今月も乗り越えて参りましょう!!!