COLUMNコラム

【心理コラム】⑧「がんばり表」使い方のポイントまとめ

こんにちは。所属カウンセラーの船山です。

今回も育児に役立つ「がんばり表」に関する記事を書かせていただきます。
今まで7回にわたって「がんばり表」の使い方や、コツについてお伝えしてきました。

順番にお読みいただくことで、「がんばり表」がどのようなツールなのか、より理解できるようになっておりますため、是非今までの記事もお読みいただけますと幸いです。

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全8回となりましたが、今回で最後の記事となります。
今回は「がんばり表」のまとめをお伝えさせていただきます。

【「がんばり表」のまとめ】

①「がんばり表」を取り入れて、楽しく子どもの課題を解決しましょう
「がんばり表」はとても簡単に始めることができます。
紙とペンさえあれば作成できます!
ただし、簡単なだけではなく、注意して取り組んだ方がいいこともあります。

②「がんばり表」における目標設定のコツ
③「がんばり表」における目標の数と具体的な決め方

目標設定に悩む方も多いですが、心理学の知識を用いて
課題に焦点を当てれば簡単に立てることができます。
お子様ときちんと話し合って、一緒に目標を立てることが一番大切です。

⑤「がんばり表」の効果的な実施方法
実際に使用した保護者やお子様から
「怒る時間が減った」
「褒められることが増えた」
という言葉をいただいたこともあります。
「がんばり表」の時間に意図的にお子様を褒めることで、
日常生活でも自然とお子様を褒める機会が増えるのです。

⑥「がんばり表」子どものやる気を高めるご褒美の工夫
親子間コミュニケーションを増やすためにも、
ご褒美にちょっとした工夫をすることが大切です。

⑦「がんばり表」うまくいかない時のアドバイス
「がんばり表」を使用してうまくいかないことがあったとしても
誰のせいでもありません。
うまくいかない時はその要因を分析することが大切です。

「がんばり表」はお子様が楽しめることが大前提です。
保護者も一緒に楽しめるとよりよいツールになります。

また、「がんばり表」は『訓練』ではありません
お子様の行動を変えるための、1つの補助手段にすぎず、
万能なものではないということを念頭においていただきたいと思います。

お子様の自己肯定感を大切にしつつ、その子に合った形で取り入れると、
お子様の行動に変化がみられるようになります。
そのためには、保護者の工夫や努力も大切になってきます。
【心理コラム】④「がんばり表」子どもが興味を持てる工夫

短期間で効果が表れるというものでもないため、
長い目で見て、お子様の行動に少しずつ小さな変化が現れるのを観察してみてくださいね。

「がんばり表」はとても取り組みやすいため、お勧めしております。
ただ、どのお子様にも適しているわけではありませんので

「うまくいかないこの子がダメなんだ」
「うまくやってあげられない親がダメなんだ」

などとは思わずに、是非違った方法も試してみてください。

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子育てに正解はございません。
お子様おひとりおひとりにあった方法を見出して頂きたいと思いますが、
お困りのことや、いいアイデアが欲しいときは、お気軽にご相談くださいませ。
周りの方がやっていることを聞いてみたり、情報交換をしてみることも1つです。
お一人で抱え込まないように、お母様お父様のメンタルも大切にしてくださいね。

ご興味がある方は、弊社ホームページをご覧ください。
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Writing by 船山

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