こんにちは。所属カウンセラーの船山です。
今回は「子どもに対する固定観念をなくすこと」について記事を書かせていただきます。
「○○歳なんだからこれくらいできるはず」
「言うことを聞かせなければ」
「言っていることが理解できているからできるはず」
「一度できたら次もできるはず」
などの固定観念を保護者が持ってしまうと、子どもへの要求が増えたり、強くなってしまうことがあります。
そうすると子どもには当然負荷がかかるため、反発が起こり、保護者と子どもが衝突しやすくなります。
また、親へ心を開示することに抵抗感を覚え、素直な気持ちを表現することへ躊躇してしまうことが発生するかもしれません。
保護者が固定観念を捨てる、つまり「こうあらねばならない」と考えることをやめて、子ども自身の状態を俯瞰して見てあげることが大切です。
子どもへ働きかけた結果、思ったようにうまくいかなかったときは、違うアプローチを考えてもう一度働きかけてみる。
「それでうまくいったらラッキー」くらいの気持ちでいると、心が楽になり、余裕が生まれます。
また、子どもに対する注意の声掛けは2、3回くらいまでで止めておいた方がいい事が多いです。
何度も注意してしまうことで、子どもを追い詰めたり、保護者自身もそのことにこだわってしまうことがあるからです。
2、3回の注意でやめなければ、放っておいてみて、失敗体験をさせてみるということも大切だと感じます。
保護者が見ていられる場面での失敗なら、その場で救ってあげることもできるので、うまく活用して子どもの自立を促してみてくださいね。
ただし、危険行為の場合はすぐに介入し、事故へつながる前に防止することが必要です。
どうしてもうまくいかないことや、思い詰めてしまう時もありますが、そのような時は弊社所属カウンセラーにご相談いただくことも解決手段の1つです。
家庭を持っているカウンセラーも所属しているので、皆さまのお気持ちに寄り添い、一緒に解決策を見つけます。
※現在、カウンセリングは下記の通り受付をしております。
◎小高のカウンセリング、メンタルトレーニング、メールカウンセリング、コーチングはご紹介制となっております。
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