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夫婦・パートナーとの在り方③(気づきのコロナ時代)

皆さま、こんにちは
代表・公認心理師の小高千枝です。

ここ最近の取材では「コロナ禍」における人間関係についてのことが多く
その中でもパートナー(夫婦・恋人)との在り方については
日々、増えているようにも感じます。

クライエント様からも家族間コミュニケーションについてご相談が増えて参りました。

そういった世の中の流れから
今回は過去において2回書かせて頂いております記事の続き

【夫婦・パートナーとの在り方①(気づきのコロナ時代)】
https://odakachie.com/chie_blog/7601/

【夫婦・パートナーとの在り方②(気づきのコロナ時代)】
https://odakachie.com/chie_blog/7778/

夫婦・パートナーとの在り方についてお伝えさせて頂きたいと思います。

同じ空間に長時間一緒にいますと
どんなに好きな相手でありましても行動や言動が気になってしまったり
窮屈な気持ちになることってあると思います。

日本の住宅事情もあり、
致し方ない点もありますよね。。。

現段階では、東京都もコロナ感染拡大が少しずつ抑えられていると伝えてはいますが
また、いつ、緊急事態宣言が出るか誰もわからない世の中です。

そういった中で、未然予防、事前準備として
物理的なものだけではなく、気持ちの面でも準備をしていただきたいと思います。

パートナーとの在り方は人それぞれですので正解はありませんが
出会った意味、ともに生活をしている幸福感を
落ち着いている今、再確認をしてみてくださいね。

気持ちが忙しなくなると、どうしても考えるゆとりがなく、感謝の気持ちも薄れてしまいます。
そのため、安定している時こそ
相手のことをどう思っているのかをゆっくりみつめてみましょう。

「一緒にいてくれてよかった」
「やっぱり、この人しかいない」
「自然でいられる相手」

特別感のない何気ない日常をどう一緒にいて楽しめるか。。。

そういった気持ちをまずは心の片隅におきながら

コミュニケーションの様々な方法を意識していきましょう。

【コミュニケーションのポイント】
▽「I メッセージ」
相手を受け入れ、自分自身の意見や気持ちを素直に伝える
「あなたは〇〇と思っているんですね。私は◎◎と思いますが、どう思われますか?」

俯瞰しながら相手を受容し、ご自身の意見も伝え、共有する
意見が合わないこともあるかと思いますが、お互いの思考を理解し合うことで
歩み寄りをはかるきっかけになります

▽一呼吸
イラっとしたり、素直に受容できない時は
勢いに任せて感情的に伝えず

まずは一呼吸

時間を少しあけてから話をすると冷静なコミュニケーションがとれます

▽物理的距離 = 心理的距離
「好き好き」モードの時は、片時も離れたくないと思うかと思いますが
物理的に近いことでイラっとすることもあります。
それは人間として当たり前の感覚ですから、それほど大きな問題ではありません。

ただ、ステイホームの場合
物理的にどうしても近くなります。

「物理的距離 = 心理的距離」

心が近くなることでイライラしてしまう場合
・お風呂に入って自分だけの時間を設ける
・三密・ソーシャルディスタンスを考えて散歩をする
・掃除に没頭する
など

生活の中で、物理的に距離感をとることを考えてみてくださいね。
少し離れてみると冷静さを取り戻すことができ、またパートナーを受容するタイミングが訪れますよ

▽時にはぶつかる!!!カタルシス効果を得る!!!
とは言いましても
「そんなにきれいごとで済むようなことではない!!!」
と、仰る方もいらっしゃると思います。

その通りです。

共同生活をしている、近くにいるからこそ、本当の意味で心地よい関係性を築き上げる必要があります。
どちらかが我慢しすぎていることもいけません。

時にはぶつかり、喧嘩をし、お互いに歩み寄る方法を見出す
感情を吐き出すことで、すっきりしストレス発散。苦しさや悲しみが流され、清々しい気持ちになる
カタルシス効果を得られます。

今後のことはどうなるかわからない世の中ですが
ネガティブ思考を抱いていてもはじまりません。

今できること、今のうちに準備できることを行い
日常的な安心感を整えて参りましょう。

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