皆様、こんにちは
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表・公認心理師の小高千枝です。
今週から秋らしくなってきましたね。
日没も早くなり切ない気持ちにもなるものの、それはそれで一つの楽しみでもあります。
(2019年のハワイの夕陽です。海外はもう少し。。。かな)
私自身、夏は大好きですが、冷房をつけずに過ごすことが出来る日は心と身体の調子が違います。
季節の変化が心と身体へ素直に反応しやすく、寒暖差疲労や寒暖差アレルギーが出やすい体質でもありますが
頭痛や体のかゆみにその症状が出やすく、「そろそろ出るなぁ」と兆候が見られると
未然予防として対策も考えられますため、あまり振り回されることもありません。
そして、状況によっては流れに身を任せるようにしています。ストレスに感じることで余計に悪化してしまいますから。。。
心身への不調も出やすい時期ではございますが、季節の変わり目も四季を感じにくくなった日本の中では
貴重なものだと思い、季節感を楽しむようにもしています。
皆様はいかがでしょうか。
是非!「2022年の秋」を楽しんでくださいね。
そして、2022年も残り4か月となりました。
4か月だからということではありませんが、一つの振返りのタイミングとして一日一日をどう過ごされていらっしゃるか
貴重なお時間を大切に使っていただきたいと思います。
(さくらとの夏の旅行。今まで以上にさくらとの時間はこれからも大事にしていきたいです)
弊社は上半期はとても忙しなく、様々な動きがありました。
そして、下半期に入り少しずつ落ち着いて参りました。
嵐が過ぎ去るとその”忙しなさ”には全て意味があり、弊社が次のステージにあがるにあたり
乗り越えなくてはいけない試練だったと感じます。
(格好いいことを言っていましても、渦中にいる時は「もうやだ~」と泣き言言っていましたが。。。笑)
下半期に入り、環境が安定し、次のステージへ
今までを振り返っても同じように段階を経て、様々な困難を乗り越えてここまで来ることができました。
そんな経験も踏まえ、8月に感じたことや2022年の残りのお時間を大切にお過ごしいただきたいと思い
9月のご挨拶記事を書かせていただきました。
「自分にとっての幸福感」を知る・「人生の軸」の質を深める
いきなりですが、8月18日にYahoo!ニュースなどで中居正広さんが50歳になった記事をご覧になられた方も沢山いらっしゃると思います。
お仕事をご一緒させていただいた頃は「818」は特別な数字でもありましたので、やはり6年以上も意識をしている日は忘れませんね。。。
そして、ボス(中居正広さん)とはご縁をいただいてから10年以上経過していることも改めて感慨深いものだと感じました。
私が30代後半、ボスが40歳になった時に「俺、もう40だから昔の派手な洋服とか全部捨てたんだ」とお話されていたことを今でも鮮明に覚えています。
お会いしなくなり数年経ちますが、ニュースを拝見しながら「ボス。。。お互いに歳を取りましたね。(笑)」と心の中でつぶやいていました。
こうやって様々な出会い・経験が全て自分自身の力になっていることは、言葉にするまでもありませんが
私自身もボス同様に40代に入ってから、40代の歩み方を将来を見据え、みつめるようになりました。
年齢や他者評価を気にしなくなり、大切な人や仲間とどう過ごしていくことが自分にとっての幸福感であるのかと。。。
(弊社カウンセリングオフィス内のウンベラータ。すくすくと育っています)
「継続してきた大切なことをこれからも更に大切にあたため、成長していくこと」
ある程度自分の生き方の軸が定まって来ています。
それまでは紆余曲折色々ありました。定まった中でも浮き沈みは多々ありますが、ベースとなる「軸」は変わりません。
その「軸」の質を深めていくこと
そうすると、自分として納得できる深みのある生き方ができます。。。よ
私も40代前半で模索しながら40代半ばを過ぎ、人生折り返しに来たときに気付いたことです。
経験をしてやっと気付いたことですから、嫌なことも良いことも全て意味のあるものです。
継続は力なり『ピンチをチャンスに変える力が身につく』
自分なりの幸せの在り方、方向性が見えてきた中で、人生の軸に深みをもたらす
簡単なことでありませんが、一筋の道筋に光がさしてくるとどんどん道が開けていきます
迷いがなくなるのでしょうね
そして、先月の歌舞伎座の舞台でも今の時代に必要な「ピンチをチャンスへ変える」ことの
気付きを得ることができましたので、また気持ちが前向きになりましたことを
この場をお借りして共有させていただきます。
人としても役者としても尊敬をしている市川猿之助さんの舞台。
同じ歳でもあり、非常に学ぶことが多く、今回の舞台での猿之助さんの振る舞いに
「私もこうやって生きていきたい」と感動し、人前であることにもかかわらず涙を流してしまいました。
歌舞伎座はコロナの影響もあり、休演となることが度々でした。
私が鑑賞をした日は休演明けの再開の日。
ただ、この日は主要な方がかなりの数の代役となりかなりハラハラドキドキの舞台。
代役の方が出演されることもこの2年半で珍しくもなくなりましたが
それでも「こんなに多くの代役の方で再開初日を迎えられるのか。。。」そんな気持ちで見守っておりました。
さすがプロの役者様です。疑ってしまい申し訳ありません。。。
セリフを間違えても笑いに変える、観客を引き込む力。
(全てをお伝えすると何ぺージにもなりますので、かなり。。。かなり省略をしますが)
猿之助さんについていかれているお弟子さんや、一門の強い思いが伝わってきました。
カーテンコールやスタンディングオベーションでの称賛が普段は見られない歌舞伎座で
再開初日の幕がおりてからも、拍手が鳴りやみませんでした。
係の方の帰りを促す丁寧な誘導に従う人も非常に少なく
そこに猿之助さんと幸四郎さん代役として出られた青虎さんが挨拶をされにいらっしゃいました。
涙が止まりませんでした。
歌舞伎ファンの皆様との一体感を感じ、応援したいという気持ちが更に高まりました。
猿之助さんが
「こういった事態はこれからも続くと思います。ただ、私たちは演じ続けていきます。皆様もよく考えて劇場へお越しください。」(このような内容でした)
舞台の中のセリフにも同じような内容のことを仰っており
「継続すること」⇒「力になること」
猿之助さんには同じ年齢の方が頑張っていらっしゃるという存在として、いつも勇気をいただいています。
「私も頑張ろう!」
これは「推し」?の心理に値するのかわかりませんが、笑。
他人へ勇気や元気を与えてくださるエネルギーがある方の力ってすごいですよね。
私たち心理師はエンターテインメントとは違う業界ですが、「人様に勇気と元気を与える」立場でもあります。
私たちは「現場をやり続けること」に意味があります。
皆様にとっても個々に携わっていらしゃるお仕事、ご家庭内での役割、学校と皆様にとっての「継続」して力を注ぐ環境がおありかと思います。
「継続は力なり」は当たり前のことであると思いますが
猿之助さんの舞台を鑑賞し、継続されて来られたことが危機的状況を救っていることを再認識いたしました。
ピンチをチャンスに
継続していることには意味があります。確実に力になっています。
(8月末の弊社カウンセリングオフィスのウンベラータ。ゆっくり成長中。。。)
2022年の4か月も皆様が大切にされて来られたヒト・モノ・コトを更に大切に。
そして、質の高いものにしていかれてくださいね。
毎日をどうぞ、豊かに満たされた日々になさってください!