皆様、こんにちは
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表・公認心理師の小高千枝です。
毎月、月初めに”ご挨拶記事”を書かせていただいておりますが、今月はいつもと違います。
「8月に入った!」といった新鮮な気持ちよりも、流れていく月日の中で「8月1日」という日をさらっと迎えたような
「1日」という特別感をあまり感じていません。
よく言えば心身ともにフラットであり、落ち着いているといった状態でもありますが
コロナ禍におけるオリンピック開催への「喜び」とどこか「腑に落ちない気持ち」。今までに経験したことのないような相反する感覚の混在。
そして、7月31日に東京都の感染者数が4,000人を超えたことに、想定内に驚かなかったことへの自分自身を俯瞰するやや冷めた気持ち。
なかなか、こういった心持で長期間過ごすこともないため、貴重な経験をしているなとさえ感じております。
オリンピックのメダルラッシュへの喜びや選手の皆さんの努力に感化されながら、感染爆発を俯瞰するどこか冷静過ぎる視線とで日々、気持ちの整理がおいついていない状態なのかもしれませんね。。。
皆さんはいかがでしょうか。
2020年は特別な夏と言われていましたが、2021年もまた同様に特別過ぎる「スペシャルな夏」を迎えています。
去年の経験をいかしながらも、オリンピックや変異株など新しい環境との共存の中で
「何が大切か」を意識されながら、その場限りの同調圧力に流されることなく、物事を選択していく大切な時間をお過ごしください。
また、セルフケアやセルフカウンセリングを日常的に行っていただきたいですね。
日々のケアは未然予防となり、不調に感じられてもすぐに軌道修正をすることができます。
毎日気持ちと向き合う時間が無い方も多いと思います。そういった方は、1週間~10日に1回程度でも大丈夫です。
ご自身との対峙の時間を設けて頂き、あるべき姿、ありたい姿へと近づけてみてください。
※セルフケアやセルフカウンセリングの方法は改めてお伝えさせていただきます。
夏らしいお時間も感染予防対策をしっかりされた上で、ご無理のない範囲で楽しまれてくださいね。
8月もどうぞ、宜しくお願い致します!