こんにちは。所属カウンセラーの船山です。
今まで親子関係の心理コラムを更新することが多かったですが、
子どもを取り巻く環境には、夫婦が関係してきます。
今では、子どもが夫婦喧嘩を目撃することも、DVのひとつでもある”精神的暴力””心理的虐待”に値すると言われているくらい、
夫婦関係は子どもの心の成長に大きな影響を及ぼすのです。
とはいっても、お互い不満が全くないと言い切れる夫婦はなかなかいないと思います。
その不満を子どもの前で出すか出さないかが子どもの心の成長に影響を及ぼすため、
お子様の前では避けるように、ご夫婦で約束を決めるなどして対処していくことが大切です。
今回は、『よりよい夫婦関係を築くためにできる工夫』についてお話ししたいと思います。
是非、ご夫婦で目を通してみてくださいね。
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今回お伝えしたいポイントは2点です。
①「ありがとう」を意識する
家事をしてくれた時や、ちょっと何かをしてくれた時には、
必ず「ありがとう」を伝えることを意識してみてください。
たとえそれが2人で分担して決めた家事であっても、「今日もありがとう。助かった!」と伝えることで、
次の日のやる気に繋がったり、「いつも私(僕)がやっている」という気持ちが報われたりします。
また、感謝を伝える時は具体的に伝えることがポイントです。
掃除をしたあとにただ「ありがとう」と言われるよりも、
「あなたがここを綺麗にしてくれると毎日気持ちよく生活ができる、ありがとう」
と伝えられた方が嬉しいですよね。
そういった小さな積み重ねが夫婦関係をよくしていくことに繋がります。
②夫婦関係を『役割』で考えないこと
「夫だから~するべき」
「妻だから~するべき」
「サラリーマンだから~」
「主婦だから~」
こういった考え方を持っていると、お相手だけではなくご自身にも、役割としてやらなければならない
という意識を課してしまうことがあります。
そうすると、結果自分の首を絞めることになったり、相手に負担を感じさせ過ぎてしまったりすることがあるため、要注意です。
また、「男性だから」「女性だから」と性役割を押し付けることも注意してくださいね。
夫婦である前に1人の人間同士です。
どうしたら相手の負担をカバーし合えるか、という相手目線で家事を分担できると夫婦関係が円滑になります。
どちらか1つでも実践できそうなことから始められるといいですね。
お子様がいるご家庭では、なかなか夫婦2人の時間を作ることが大変だと思いますが、
そういった時間を作ることで、普段話せないような気持ちを伝える機会ができます。
是非、ご夫婦2人での時間も大切にしてください。
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夫婦の悩みは誰かに相談しづらいことが多いと思います。
周りに相談できることであれば構いませんが、
お一人で抱えている悩みがあれば、弊社カウンセリングもご検討くださいませ。
家庭を持っているカウンセラーが多いため、皆様のお力になれます。
ご興味がある方は、弊社ホームページをご覧ください。
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