COLUMNコラム

【心理コラム】子どもがイライラしているときの家族の対応

こんにちは。所属カウンセラーの船山です。

緊急事態宣言が延長されましたね。
『おうち時間』が増える日常が続きますが、気負いすぎずに今出来ることを考える時間に使えるといいですね。

新型コロナウイルスの影響を受け、家族で過ごす時間が増えた方が多いと思います。
今までも、親子間のコミュニケーションについて、いくつか記事を書かせていただいておりますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。

【子どもの話に耳を傾けて気づくこと】

【子どもに対する固定観念をなくすこと】

今回は「子どもがイライラしているときの家族の対応」について記事を書かせていただきます。

家にいる時間が増え、学校や保育園・幼稚園に通えないと、親御さんだけではなくお子様もストレスを抱えてしまいます。
発散できる場所が少なくなってしまったことを痛感している親御さんも、いらっしゃることと思います。

そのストレスが爆発寸前になり、お子様がイライラしていそうなときには、
「イライラしているようだけど、どうしたの?」
「大丈夫?」
などの声掛けをして、時間を取って話を聞く必要があることを伝えます。

こうした声掛けは、お子様自身に「自分がイライラしていること」を気づかせる役割も持ちます。
このとき、お子様がどの程度イライラしているのか探りながら、あまり深追いせずに、

“でも、気にしている”
“心配している”

ことのサインを出しておきます。

事前にイライラしているときの対処法を約束している子どもの場合は、
「イライラしたときはどうするんだっけ?」と聞き、約束通りにできたら必ず褒めます

はっきりイライラしていることがわかるときは、別室でクールダウンさせたり、
本人・周囲が事故に遭わないよう、環境の配慮が必要となります。

物や人に当たっているときは、危険か否かの判断が必要です。

しかし、安全であることが判断できれば、その場では行為自体には注目せず、本人が自ら立て直すことを見守ると、
イライラしたときの対処法を自分で身につけていくことが出来ます。

そして、落ち着いてから、どうしてそういった行為をしてしまったのか、どうすればイライラが減るか、またイライラしたときはどうすれば良いかを一緒に考えます。

その際に、イライラをなくすことを目標にはせず、イライラすることは誰にでもあることを認めた上で、どう対処するか一緒に考えることがとても大切です。

今回はお子様を対象に伝えましたが、大人も同じようにストレスを抱え、イライラすることがありますよね。
自分と向き合うことができるときに、親御さんである皆様もイライラへの対処法を考えておくと、
親子間での衝突も減っていきます

家で過ごす時間が増え、家族間でのコミュニケーションがなかなかうまくいかないこともあるかと思います。
具体的にお困りなことがございましたら、弊社カウンセラーまでご相談ください。
家庭を持っているカウンセラーも所属しているので、状況を理解し、的確なアドバイスができます。

※現在、カウンセリングは下記の通り受付をしております。
◎小高のカウンセリング、メンタルトレーニング、メールカウンセリング、コーチングはご紹介制となっております。
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ご興味がある方は、是非弊社ホームページをご覧くださいませ。
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