COLUMNコラム

【集中を維持するために】テレワークの生産性を高める方法 -前編-

みなさまこんにちは。
メンタルトレーナーの森下です。

新型コロナウイルスの第5波も落ち着きを見せてきて次第に日常が戻りつつあるのかなと感じますね。
(とはいえ油断は禁物なのですが

ずっとテレワークをされていた方も、少しづつ出社をしての仕事が増えてきたのではないでしょうか。
ですが、まだまだ完全に元に戻るのはもう少し先のようですし、
出社しなくても仕事に影響がない方は引き続きテレワークをされるかと思います。

今回のコラムでは、テレワークをする際の集中力の持続方法についてご紹介させていただきます。
プライベートと仕事のメリハリをつけてテレワークでも生産性を高めることは大事ですよね。

それではご覧ください。


テレワークのメリットとデメリット

コロナ禍の影響で増えたテレワーク。新しい働き方を考えるためのキッカケにもなり、
今後テレワークとオフィスへの出勤の両方を取り入れる形がスタンダードになっていくのかなとも感じます。

弊社エクラ・コフレ17は元々テレワークを導入していたため自宅作業は多い方だったのですが、
コロナの影響でより自宅に籠ることが増えました。

テレワークのメリットとしては移動時間がかからなくてよくなったことや、
家族と仕事のバランスが取りやすくなったなどが考えられますが、一方で家で作業をすると集中できない、
社員(部下)がちゃんと仕事をしているかどうかが把握しきれないというデメリットも挙げられるかと思います。

オンラインでは対面とは違い微妙な表情や姿勢の変化や雰囲気など伝わりづらいこともあり、
人間関係が悪化してしまうことも考えられます。

また、家にいることが長くなり夫婦のコミュニケーションの食い違いから夫婦喧嘩が多くなったりと
そもそも仕事に集中することは難しい状況にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(コロナ禍において家庭内のDVも増加傾向にありますよね)

仕事をしようと思っても、家にはテレビやら本やら布団やら誘惑されるものがたくさんあったり、
家庭と仕事のバランスも考慮をしなければいけないなど、集中できない要因がたくさんあることがわかります。

そのような状況ではやらなければいけない仕事はあるのですが、
誰にみられるわけでもないので出社しているよりサボってしまう気持ちも理解できます。

そのような状況でどうすれば集中を持続できるのでしょうか。

集中を妨げるものは何か

仕事に集中したい時に、他のことが気になると(目につくと)集中が削がれてしまいます。
例えば僕の場合でしたらスマホに連絡が来るたびに一旦作業が中断されてしまって完全に集中が途切れてしまう、
ということがかつてありました。

もしくは子どもが泣き声や騒ぎ声をあげていたり、
部屋に来て「遊ぼうよ~」なんて言われた時には作業が止まってしまいます。

こればかりは仕方のないことだなとは思うものの、
いちいち集中が途切れてしまっていては作業の生産性は高まりません
そうならないためにも、まずは自分が何に対して集中が削がれてしまいやすいのかを客観的に理解しておくことが重要です。

その上で集中が切れないように事前に対策を考えることができます。
スマホの着信に意識が向いてしまうのであればスマホの電源を切れば良いですし、
子どもの声が気になるならイヤホンをしたり、仕事中は部屋に入らないように家族でルールを決めておく
(必要であれば鍵をかけておく)などの対策もできます。

このように想定できるトラブルや不安要素に対して事前に対応策を作っておくことを「ソリューションバンク」と呼びます。
ソリューションバンクを作ることで安定したパフォーマンスの発揮ができるようになり、
仕事の生産性の向上に繋がっていきます。

集中できる環境づくり

仕事に集中をしたいのであれば仕事に集中できる「環境づくり」を徹底することが1番の方法です。

人間はイメージと場所を結びつけているところがあり、例えばトイレはスッキリするところ、
お風呂はリラックスできるところというようにそこに行くだけで、
思考や感情のスイッチが無意識に入ることがあります。

もし寝室と仕事をする部屋が一緒になっている場合、
仕事で集中したいのに寝室にはリラックスのイメージがあるので、
いまいち集中しきれないということが起きたりします。

その逆も然りで寝る時にリラックスしたいのに机のパソコンや資料が気になってリラックスできない、
ということも起きたりします。

理想は寝室は寝るためだけの部屋にする、
仕事をするスペースは仕事のためだけの部屋にするというように使い分けができるのがいいのです。

ですが、全員が全員、部屋を使い分けられる環境でないことも事実です。
実は我が家も部屋数の関係で寝る部屋と仕事をする部屋が同じです。

こればかりは仕方がないので、
・ベッドではなくて敷布団にして朝起きたら布団をしまえるようする
・調光機能で仕事をする時と寝る時の明るさを変えたりする
(寝るときは暖色系の明るさで、日中は白系の明り)
というような仕事モードとリラックスモードを切り替えられる工夫をしています。

部屋は変えられなくともちょっとの工夫で部屋の印象は変わるのでぜひ皆さんも試してみてください。
他にも寝るときは部屋の電気を消して間接照明にするなんてのも良いかもしれませんね。

 

いかがでしたでしょうか?

自分が何に対して集中が削がれてしまいやすいのかを客観的に理解することで、
集中を維持するための対策を考えることができるようになります。

集中ができていた時とできていなかった時で何が違うのかを考えていくと、
自分が集中しやすい条件が見えてくるかと思いますので意識してみてください!

後編では「集中を高めるためにやっておいた方がいい◯◯」についてご紹介したいと思いますので
楽しみにお待ちください!


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Writing by 森下

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