COLUMNコラム

【メンタルトレーニングコラム】2024年の振り返りと年末・年始のご挨拶

みなさまこんにちはメンタルトレーナーの森下です。

気づけばもう年末ですね…
毎年この時期になるとデジャブかと思うくらい「あっという間でしたね…」という話をしている気がします。

面白いもので「時間が足りない」と思うと時間の経過はあっという間に感じて、
「早く終わってほしい」と思うと時間の経過は長く感じたりします。
(「物理的現実」と「心理的現実」のギャップですね)

そう思うと、1年があっという間に感じたのは、充実していたか時間に追われていたのかということになりますね。

今回のコラムではそんな2024年を振り返っていきたいと思います。
慌ただしく過ごしていると日々の振り返りをついつい後回しにしてしまいがちです。
(みなさんもそうですよね?ね?)

日々の振り返りをすることで失敗や成功を次のチャレンジに活かすことができますし、自分自身の小さな成長を感じることもできます。

ということで、年内最後のコラムではありますが、ぜひ僕(森下)自身の振り返りにお付き合いください。。。
そしてみなさんもぜひご一緒に2024年の振り返りをしてみてくださいね!


微妙な滑り出し

1年前くらいの記事や投稿を見返すとどうやら利き手を骨折してしたようです。
ある意味良いスタートとは言えない状況ではありましたが、五体満足でいられることのありがたさを再確認し、
怪我をしたからこそ時間を捻出できたこともあり、読書や映画を観るといった時間に当てられたことは良かったです。

僕らは本能でネガティブなこと「出来ないことや失ってしまったもの(こと)」にフォーカスしてしまいがちではありますが、
その中でも「出来ること」「その状況だからこそ得られること」に意識を向けていくことが大切ですよね。

もちろん「うわー最悪だ」「あの時ああしなければ」と思ったりすることもありましたが、
ちょっと気持ちが落ち着いてきた時に「プラスに考えるトレーニング」と考えていきました。

プロフェッショナルと対談

骨折が治ってきた1月末ごろに、
今年からの取り組みとして「プロフェッショナルから学ぶメンタルトレーニング」がスタートしました。

メンタルトレーニングというと、どこか「プロフェッショナルな方」が取り組むもので、
一般の人には縁遠い印象を持たれてしまうことが多かったので、

プロフェッショナルに話をコラムにしていくことで、
プロフェッショナルも間違いや失敗を繰り返していくことで偉大な実績を残している、「1人の人間なんだ」と思ってもらうことがこのシリーズをスタートしたキッカケです。

2024年は柔道家の杉本美香さんと元プロ野球選手(現在:会社経営者)の岡本篤志さんの2人のプロフェッショナルにお話を伺わせていただきました。

【プロフェッショナルから学ぶメンタルトレーニング ➀】相手に関わり興味を持つ|柔道家・杉本美香さん 前編

【プロフェッショナルから学ぶメンタルトレーニング ①】結果だけではなく準備にこだわる|柔道家・杉本美香さん 後編

【プロフェッショナルから学ぶメンタルトレーニング ②】野球から学んだ継続力・チャレンジ精神|元プロ野球選手・岡本篤志さん 前編

【プロフェッショナルから学ぶメンタルトレーニング ②】野球から学んだ継続力・チャレンジ精神|元プロ野球選手・岡本篤志さん 後編

↑もしお時間があればご覧いただけると嬉しいです。

僕自身も対談を通じて、
「ポジティブな捉え方」「不安やプレッシャーとの向き合い方」、「準備の大切さ」など改めて気づきをいただきました。
2025年も「プロフェッショナルから学ぶメンタルトレーニングシリーズ」は継続していきますので次回もぜひ楽しみにしていてください!

目標達成は次のチャレンジの始まり

また、今年はパリオリンピック・パラリンピックが開催された年でもありました。

僕が「スポーツ心理」の仕事をするようになってから、
オリンピック・パラリンピックに「メンタルトレーニングコーチとして携わる」を一つの目標に掲げていたんです。

と言いますのも、学生時代「競泳」を必死こいて取り組んでいて、
オリンピックへ出場するレベルの足元にも及びませんでしたが、だからこそ憧れは強く持つようになり、
引退してからも何かしらの形でオリンピック(パラリンピック)に携わりたいと思うようになり始めました。

結局、いろいろな出会いや経験を経て(割愛)今の仕事をするようになりまして、
ついに心理面のサポートしている選手がパリオリンピック・パラリンピックに出場することができました。

現地に帯同することは叶いませんでしたが、
とはいえオリンピック・パラリンピックという目標に向かって、メンタルトレーニングコーチとして伴走できたことはとても嬉しく感じると同時に、良い経験をさせていただいたと思っています。

目標達成は次のチャレンジのスタートです。
4年後のロスオリンピック・パラリンピックはチームに帯同してサポート出来るように
僕自身のレベルアップと活動の幅を広げていけたらと思います。

反省とコミット(おまけ)

とここまでは順風満帆に2024年を過ごしてきたんじゃないかと思うようなことを書きましたが、実際はそんなにうまくいくことも少なく、もちろんできないこともたくさんありました。

今年は、トライアスロンや水泳の大会に出場しようと思っていましたが、仕事を言い訳にして、大会に出場しませんでしたし、その結果トレーニング量は減り、体重も増えワガママボディに磨きがかかってしまいました。
(振り返るとやろうと思えば出来たことばかりなので、完全なるサボりです)

読書や勉強の時間も減ってインプット量も減ってしまいましたし…
メンタルトレーニングの仕事をしているくせに、自分のメンタルトレーニングが疎かになってしまっておりました。
反省です。

来年こそは!いや今日から!自分を律していくことをここに宣言します!
早速5月のトライアスロンにエントリーしました!本もAmazonでポチッとしました。(即行動!!)

本当は毎月のコラムでワガママボディを晒して、経過を見ていただきたいのですが、
コンプライアンスに引っ掛かりそうなのでやめておきます。笑

2024年まとめ

今年も貴重なお時間をこのコラムに割いてくださりありがとうございました。
少しでも、みなさまの日常やビジネス、競技において役に立つことができていたら幸いです。

一つひとつ振り返ると、良かったことだけではなく、悲しいことや悔しいこと、ちょっとイラッとすることなどもありますが、
年末になって思い返すとそれも良い経験、良い思い出だなと思うことができました。

そう思えるということは、支えてくれる家族や仲間がいて、やりたいことに集中できる環境があるからこそです。

マザー・テレサさんが『「感謝」の反対は「当たり前」だ』と言っていました。
いつもある「ありがとう」はどうしても当たり前になりがちで、「ありがとう」の気持ちが薄れていってしまうけど、
いつもある「ありがとう」こそ、本当の「ありがとう」として、忘れずに2025年も過ごしていきたいと思います。

2025年も引き続きよろしくお願いいたします!


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