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NHK-BS1『千鳥のスポーツ立志伝』

髙田真希選手を分析

「千鳥のスポーツ立志伝」最終回
バスケットボール女子日本代表の髙田真希選手の分析をさせていただきました。

2021年東京オリンピックでは、日本のバスケットボール競技として初のメダル獲得。
髙田選手は、バスケット界の革命と呼ばれたチームのキャプテンとしてご活躍されました。

【「多角的複眼思考」の持ち主】 

髙田選手は“心のバランスがとれた人間力のある方”でいらっしゃると、分析をさせていただきながら強く感じるものがありました。
キャプテンとして主体的にメンバーを引っ張っていく力はもちろんですが、受身でサブ的立場でサポートする方がご自身に合っていらっしゃると思われている点も垣間見えました。

ただ「役割」に対する意識の切り替えが柔軟であり、根本的な受容する力が備わっているからこそ、与えられた「役割」に順応し全うする力があります。

また、メンバーと分け隔てなく接するキャラクターとは別の顔として、軸をもって物事を多角的側面から捉えることができる冷静さもあり
キャプテンとして、複眼思考でメンバーに寄り添い、メンバーの居心地の良さや個々の力を引き出しながら、チーム力を高めるきっかけをつくられていらっしゃるのではないかと感じました。

ご自身・他者ともバランスよく向き合えるタイプの方です。

【「人心掌握術」で相手の心理的ニーズを満たすことの効果】

メンバー同士の仲間意識向上やモチベーションアップなどのために、「人心掌握術」をいい形で表現されています。
自分軸よりも相手軸である髙田選手は、ご自身の承認欲求を満たすことや他者評価を気にする意識が低い傾向がみられます。
そういった思いやりや、寄り添いの気持ちがメンバーへも伝わり、信頼関係の深まりからチーム一丸となられ、結果を出そうと前向きな気持ちが芽生えるような環境を自然と築き上げられていらっしゃいます。
そのため、リーダーとして成功をするタイプの方だとお見受けできました。

キャプテンという責任のある立場からもチーム力強化にも力を注がれますが、ただ厳しいという人ではなく、人間的な魅力もある髙田選手は女性が憧れる女性であると感じました。
これからも、優しさと厳しさの両面のバランスを大切に、日本のバスケットボール界を引っ張っていただきたいと思います。

今回で「千鳥のスポーツ立志伝」が最終回となりました。
2020年12月の番組立ち上げから携わらせていただき、著名なアスリートの皆様を分析させていただくことでたくさんの学びと経験を積ませていただきました。
ありがたい環境を与えていただきましたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
千鳥のノブさん、大悟さん、中川安奈アナ、スタッフの皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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