中学時、自身の対人関係をきっかけに「心の傷はどうやったら癒えるのか?」「心に空いた穴はどうやったら埋まるのだろう」と考えはじめ、心理学に関心を持つ。
高校時は留学し、国籍・文化をこえた人々と交流する。他者の価値観を吸収することの楽しさを覚え、他者を理解するためには、自己理解も重要であると学ぶ。
大学・大学院では、臨床心理学を専攻し、アイデンティティや親密性について研究する。そして、「自分自身を抱えて生きていくこと」「クライエントとの関係性」に焦点をあてた、精神分析的心理療法を中心に学ぶ。
卒業後に資格を取得し、主に児童福祉や、学校臨床の場で経験を積む。家庭、子どもに関する相談、子ども自身からの相談など、年間約500件受けている。
COUNSELORS カウンセラー紹介
得意分野・ご相談対応可能内容
- ・ご家庭に関する相談(親子関係・子育て・夫婦関係・シングルペアレントなど)
- ・学校臨床の問題(不登校、いじめ、非行、特別支援、対人関係など)
- ・お子さまの発達や心の悩み(発達障害、発達特性への対応・心理的ケアなど)
- ・お子さま自身からの相談
- ・ご自身の対人関係、性格、幼少期の家族関係など
- ・異文化コミュニケーション
- ・海外生活でのストレス(留学生や駐在員、またそのご家族向けの慣れない文化や環境に対するストレス、孤独感、対人コミュニケーションなど)
カウンセリング
メールカウンセリング
~カウンセラーMESSAGE~
「相談しようかな」と思われた時は「どうしてこんなに一生懸命やってもうまくいかないんだろう」と、無気力になり、自信を失っている状態かもしれません。それは、「ご自身ですでにたくさん考え、対処し、頑張りすぎてしまっているからこそのしんどさ」と捉えることもできます。
うまくいかなかったように見える対処の中にも、実はうまくいっていたものが隠れていることもあります。やり方やタイミングを少し変えるだけで、うまくいく方法に変化するものも溢れています。苦しいと感じているところにこそ、たくさんの「うまくいくヒント」が散りばめられているのです。ひとりでは気がつかなくても、一緒に考えることで、見出せることもあります。課題の解決に向けて、私も精一杯考えさせていただきたいと思っています。
自分のことを相談することはとても勇気のいることですね。その勇気のおかげで、私たちは一緒に考えることができます。そして、同時に、関係性を築いていくプロセスを歩んでいけるようになります。
カウンセリングにおいては、困りごと、今の気持ち、気になっていることだけではなく、日常的な出来事についてなど、思いつくところから何でもお話しください。
クライエントさまが対話の中で、「こう声がけしてみたらうまくいった」「子どもと食べたデザートが美味しかった」など、嬉しそうに話して下さった時、穏やかさと優しさに包まれた温かい空気感を私も感じさせていただくことがあります。カウンセリングの関係性の中で、このような温かいやりとりが生まれること、また、悲しみや怒りなどの感情を共有できる瞬間が得られることはとてもかけがえのないことだと思っています。
ご自身の素質を活かしてこれからを歩んでいけるよう、課題を解決していくことに加え、少しでも、ほっとできる居場所となれるよう努めたいと思っています。お気軽にご相談ください。