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子どもの話に耳を傾けて気づくこと
こんにちは。所属カウンセラーの船山です。
GWにすでに入られていらっしゃる方も多いかと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年のGWはステイホーム週間と言われています。
ご自宅にいらっしゃることができる方はできる限り#StayHomeでお過ごしください。
今回は「子どもの話に耳を傾けて気づくこと」について記事を書かせていただきます。
緊急事態宣言によって休園・休校になり、お子様が常に家にいると、家事と両立しながらお子様の相手をするのがとても大変ですよね。
一人の時間もなかなか取れず、心にも時間にも余裕がなくなってしまうことと思います。
子どもたちは子どもたちで、幼稚園や学校がなくなり友達と話す機会も減ってしまうので、
より親御さんたちにお話を聞いてもらいたいという欲求が強くなっていることが予想されます。
私も日常的に子どもたちと関わっていますが、どんなに忙しくて時間に余裕がなくても、
子どもから話しかけられたら少しでも話を聞くようにしています。
待ってほしいときには「あと15分だけ待ってて。必ず聞きに行くから。」
と、出来る範囲での明確な約束をしてその子のための時間を作れるよう、意識するようにしています。
大した内容でなくとも、その行動自体が子どもにとって「自分のことを気にかけてくれている」というサインになるからです。
また、なにかのトラブルを解決したり、進路など現実的な問題について子どもと話し合わなければならないときに、
保護者が勝手に決めつけたり、結論を押し付けるのではなく、子どもなりの言い分を聞いたり、
どうしてその行動になったのか直接聞くことが大切だと感じます。
例えば、子どもが
「お友だちのおもちゃをとってしまう」
「学校のものを持って帰ってきてしまった」という時に
「ダメ」と最初から押し付けるのではなく、
なぜ欲しくなったのか、他に方法はなかったか話し合い、
勝手に持って帰るのはよくないことを伝えると、理由を理解することが出来たり、
より現実的な対処方法を家族で見つけることが出来ます。
その際、勝手に持って帰りたい気持ちになったときはどうするべきかも話し合っておくと良いです。
子どもに話をするときは上から押さえつける話し方ではなく、「私は~と思うよ」と伝えると素直に聞けることが多いです。
これは心理学でもよく言われる『Iメッセージ』という手法で、
主語を「you(あなた)」から「I(私)」に変えることで、
相手に言いたいことを柔らかく、伝えやすくなります。
例えば「あなたはこれをしっかりやって」ではなく、「私はあなたがこれをきちんとやってくれると助かる」と伝えると、
相手のテリトリーを守りつつ、いやな思いをさせずに自分が伝えたいことを伝えられます。
子どもにも同じように、『Iメッセージ』を意識してみて下さいね。
今回例として「人のものを勝手に持ち帰ってしまうこと」について書きましたが、お子様の年齢や特性による部分もあるので、改善するために時には周りの協力が必要な場合もあります。
そのような具体的なお悩みがあれば、弊社所属カウンセラーへのご相談もご検討下さい。
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