COLUMNコラム

自信を失わないために今出来ること~インポスター症候群について~

こんにちは。
カウンセラーの船山です。

先日代表の小高がある企業様にて「インポスター症候群」についての研修を実施し、私船山も参加いたしました。

「インポスター症候群」とは、自分自身が達成した業績に値する人間であると思えず、自分は他人ほど能力がないことに恐怖心を感じ、周囲をだましているのではないだろうか?と思いつめてしまう心の問題を示します。

私も大学で心理学を学んでいた際に「インポスター症候群」について勉強したことがあります。
当時は自分とは程遠いだろうと考えていましたが社会に出て仕事を経験していく中で、改めて「インポスター症候群」について勉強すると今の自分と重なる部分があり、無自覚のうちにこういった状況に陥ってしまう可能性があると実感しました。

「インポスター症候群」とはどのような状態のことを指すのか、そのような状態に陥らないために今自分が出来ることは何なのか、そういったことを考えるきっかけを作るために、まずは「インポスター症候群」について『知る・認知する』ということが大切です。

「インポスター症候群」は誰にでも起こり得る可能性があります。
研修では、小高自身「インポスター症候群」に悩まされた時期があり「インポスター症候群」と向き合い克服したことで、陥りそうになるタイミングや自分の傾向が理解できたと話しておりました。

・「インポスター症候群」に陥らないためにもまずは自分自身の傾向を知ること
・誰にでも起こり得るもので自分だけと思わず周囲に発信し協力を得る大切さ
・現在と過去を見つめ自己を振り返り、未来を見つめ自己効力感を上げることで今の自分に自信を持つ

上記の3点は、「インポスター症候群」にならないためにも大切ですが、日常の中でできるメンタルケアともリンクしています。

例えば、普段から自分自身の性格傾向をつかんでおくと対人関係や仕事の取り組み方についても考えることが出来ます。
また、自分の中だけでため込まず周囲に発信するということは「インポスター症候群」に限らず、ストレスを減らすために効果的な方法の一つです。

ご自身の性格傾向やどんな時に落ち込んだり悩んだりしやすいかタイミングを分析し、過去の失敗にとらわれ後悔だけをするのではなく、その失敗を未来へ活かすためにどうしたらいいか今考えられる癖を身につけられると「インポスター症候群」に陥るきっかけを減らすことが出来ます。

エクラ・コフレ17ではこうした研修を企業様向けに実施しているので、ご興味のあるかたは是非お問合せください。

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