COLUMNコラム

【子どもからのサイン】夏休み明けに向けての心構え

こんにちは。所属カウンセラーの古宇田です。

8月も残すところわずかとなりました。私にとっても、多くの方にとっても今年の夏は不思議な時間を体験したのではないでしょうか。東京オリンピック・パラリンピックでは日本人選手や世界の選手たちの活躍に心奪われる瞬間があり、ふとそうした時間から離れるとコロナ不安に対する情報が流れてくる。私は複雑な心境でありつつ、オリンピアンから沢山の元気をもらいメンタルヘルスに活かせたように思います。コロナに負けないためには、こころのエネルギーもとても大切だと考えています。東京オリンピック・パラリンピックが終わっても、ご自身でこころのエネルギーになるものを見つけて日々の力にしてもらえるよう願っています。

このコラムでは、子どもの立場にたった視点をお伝えし、子どもと向き合う際の参考にして頂ければと考えています。長い夏休みもあと少しとなり、子どもたちの夏休みが明けることで、再び日常が戻ってくることへの不安を抱えている子も少なくありません。

今回のコラムでは、子どもの不安のサインを知り、気持ちをほぐしつつ安心を与える関わりについてお伝えします。夏休みでの成長を新学期の学校や日常の生活の中で活かせる参考にして頂ければと思います。

【夏休みが明けること】

我々大人も短い夏休みが明けると、通常の仕事モードに戻るのに慣らし運転が必要なように、子どもたちにも慣らし運転は必要です。特に学期初めなどは、学校生活に適応しづらい状況があることから、心配事や不安がある場合には慣らし運転を大人と一緒にすることが必要になることもあります。子ども自身から不安を直接言葉で伝えることのできる子も沢山います。一方でそうした不安を出せずに、または出し方が分からない子どもは、色々なサインを発信していることが多く、それを大人に無意識のうちに受け取ってもらいたいと感じていると考えられます。子どもが発するサインがどういったものであるのかを一緒に見ていきましょう。

【子どもの発信するサインとは・・・】

子どものこころと体は、大人よりもずっと未分化で、強く結びついています。例えば学校に対する不安をこころに抱えていると、「お腹が痛い」といった身体的な訴えをします。それが腹痛でなく、表情や態度、行動に現れることもあります。普段と違った小さな様子があれば、それは子どもからの何らかのサインかもしれません。

子どもの言葉以外のサインについて以下のようなものがあります。

身体的な訴え ②表情や態度の変化 ③友人関係の変化 ④生活習慣の乱れ、などがあります。

不安を抱えている子どもは、こうしたサインを必ずといっていいほど出しています。それを大人が受け取ることで不安の解消につながり、本来の子どもの力を発揮していくきっかけになります。こうしたサインは時には、注意したくなるものばかりでもあるかもしれません。指摘することも大事ですが、「もしかしたら」と頭の片隅に「子どもからのサイン」というキーワードを持つと、子どもをより良く理解するきっかけにつながると考えています。

【気持ちをほぐし、安心につなげていくためには・・・】

大切なのは、何か気になることがある時には、声をかけてあげることです。言葉通り「声をかけること」も大事ですが、気をかけて見守るということも同時に大切といっていいでしょう。例えそれに子どもが反応せずとも、無意識のうちに「見てもらえている」という感覚が安心につながります。見守っているよというメッセージにもなり得ます。今はさまざまなツールがありますので、スマホでメールを送ることも良いかもしれません。また特別なことをする必要はなく、話を聞いてあげる時間を作ってあげることや一緒にポジティブな活動をすることも、子どもの抱える不安やストレスをほぐすのにはとても役に立ちます。

【おわりに】

夏休みという長い休みは子どもの成長を後押しするとても大切な経験を得られる期間でもあります。そうした成長を支えるためにも、子どものサインに気をかけて頂ければと思います。また子育てや子どものこころに関して、ご相談がありましたらいつでもご連絡ください。
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Writing by古宇田エステバン英記

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